【MLB】17人退場、禁固30日間…11年前の大乱闘を米メディア回顧「史上最もクレイジー」

【MLB】17人退場、禁固30日間…11年前の大乱闘を米メディア回顧「史上最もクレイジー」

米マイナーで起きた衝撃の大乱闘劇「球界史上最もクレイジーな小競り合い」

 米マイナーリーグで17人の退場者が出た伝説の大乱闘劇が再び米メディアで取り上げられている。とんでもないアクシデントが発生したのは、ちょうど11年前の6月24日(日本時間25日)。その衝撃は今も残っている。

 米スポーツメディア「スポルティングニュース」が「このマイナーリーグでの乱闘は、依然として球界史上最もクレイジーな小競り合いとなっている」と振り返ったのは、2008年6月24日のピオリア・チーフス(カブス傘下)-デイトン・ドラゴンズ(レッズ傘下)の試合で発生した大乱闘劇。いったいどんな“事件”だったのか。

 この試合、ピオリアの選手が1回の攻撃で死球を受けると、その裏に当時20歳のフリオ・カスティーヨ投手が2人の打者に死球を当てた。すると、そのうちの一人のアンヘル・カブレラが二塁での併殺崩しを狙って激しいスライディング。カスティーヨが次の打者にも内角高めの球を投げたため、デイトンのドニー・スコット監督が抗議した。これにピオリアのカーメロ・マルティネス監督も加わり、両軍ベンチが総出となる事態に。「スポルティングニュース」によると、カスティーヨはその際にベンチに向かってボールを投げ、観客が負傷。ファンは脳震盪を負ったため、カスティーヨは「暴行罪」の有罪判決を受け、禁固30日間の判決を受けたという。報復が報復を呼び、大乱闘となった。

 記事では「この出来事が全国的な注目を集め、その週の後半にESPNのスポーツセンターに登場することになった」と当時を回顧。「カスティーヨは再びアメリカで登板することは一度もなく、ワークビザが取り消された際にドミニカに帰国した」と、“その後”について伝えている。

 さらに、「僕はダグアウトの前で、ボールを投げたんだ。なぜなら、不安と恐怖を感じていたから。誰かに当てるために投げたわけではないよ」という当時のカスティーヨのコメントも紹介。現在、エンゼルスでプレーするザック・コザート(当時デイトン)もこの騒動に巻き込まれた一人で、カスティーヨから死球(ビーンボール)を受けて負傷退場したという。そのあとに危険なスライディングのプレーなどがあったことで「(選手たちの)感情が度を越えることになった」と記事では振り返っている。

 マイナーリーグでの前代未聞の大乱闘は、今も人々の記憶に刻まれてしまっている。(Full-Count編集部)


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