シリーズとしては5年ぶりの新作で、初のPS5向けタイトルとなる『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』が6月11日についに発売となります。本稿では、国内外のメディア向けに開催されたオンラインイベントで明らかにされた本作の全貌をお届けします。『ラチェット&クランク』は、2002年にPS2で始まったアクションゲームシリーズ。ポップなデザインのキャラクターと歯応えと爽快感のあるアクションは大人から子供まで魅了し、20年近くも続く長寿シリーズとなっています。1作目から開発に携わっているInsomniac Gamesは、2016年に発売されたPS4向けの前作『ラチェット&クランク THE GAME』のリリース後、2018年にPS4『Marvel's Spider-Man』、2020年にはPS5のローンチタイトルとなる『Marvel's Spider- Man: Miles Morales』という話題作を立て続けにリリースし、多くのアクションゲームファンを虜にしたのは記憶に新しいところ。そんな傑作アクションである『Marvel's Spider-Man』シリーズを経て開発された『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』は、同スタジオのノウハウが遺憾無く発揮されており、これまでにない魅力的なアクションゲームとなっています。本作では、ラチェットたちの住む世界の生命を滅ぼそうと別の次元からやってきたロボット帝国の野望を阻止するため、さまざまな次元を渡り歩く物語となっています。新たなプレイアブルキャラクターとして、別の次元からやってきた女性ロンバックス族「リベット」も登場。別次元では、ラチェットたちの世界に住むキャラクター達が似て非なる存在として登場することも。例えばホバーボードチャンピオンのキャラクターは、別次元ではレジスタンスメンバーのハッカーになっています。もしかしたら因縁のドクター・ネファリウスも...?こういった設定の構造は、開発チームとしてはかなり挑戦的なものだったと説明しています。ゲームシステムは、ボルトの収集や武器とライフの自動アップブレード、特殊武器の強化システムなど、その多くは前作『ラチェット&クランク THE GAME』の要素を踏襲しています。もちろん、グラフィックはPS5に最適化された4K&レイトレーシングによる詳細で美しいものになっており、ラチェットの毛はよりフサフサに、クランクはレイトレーシングによる反射で表現がより豊かになっています。さらに、PS5になったことで瞬時にロードが終了するため惑星間の移動でもロード待ちが発生しないほか、快適にアクションを楽しみたいユーザー向けに60fpsでのプレイを可能にするパフォーマンスモードも用意されています。美しくなった判明、ゲーム画面の情報量が多くなっていますが、重要なオブジェクトをわかりやすく強調してくれるセンサーモードもあるため、アイテムなどを見逃すことはなさそうです。ゲーム内の爆発の衝撃などはDualSenseの触感フィードバックによってプレイヤーの臨場感を高めてくるほか、武器のメカニクスにあわせたアダプティブトリガーの触感も用意されています。他には、シリーズ初となるフォトモードも搭載。フォトモードはライティングやオブジェクトの位置など全て調整できるようになっています。本作の最大の特徴は、マップ上に現れる次元の裂け目から別の場所へ移動することで攻略していくギミックでしょう。このギミックは謎解き要素としても活用されており、ゲームプレイに良い変化を与えてくれます。ゲームを進めていくと、これまでInsomniac Gamesが手がけた人気タイトルを思わせるシチュエーションも登場するため、同スタジオのファンならニヤリとすること間違いなしです。また、武器だけでなくアーマーによる強化が導入されているほか、ドラゴンのようなキャラクターを操作するシューティングマップや、エイリアンが作った多脚型の戦車を操作するシーンなどバリエーション豊かな展開が用意されています。『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』は、PS5向けに6月11日に8,690円(税込)で発売予定。ゲーム内アイテムやデジタルサウンドトラック、デジタルアートブックなどを同梱したダウンロード版限定の「デジタルデラックスエディション」も9,790円(税込)で予約受付中です。※UPDATE(2021/5/13 1:00):誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。