気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Bad Minions開発、PC向けに6月10日に正式リリースされた錬金術アクションRPG『Alchemist Adventure』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、錬金術を駆使して進むアクションRPG。4つのエレメントを使って様々なポーションを調合することができ、作ったポーションはパズルやバトルで使用可能。エレメントを意識した攻略が鍵になってきます。日本語にも対応済み。

『Alchemist Adventure』は、1,520円で配信中。

――まずは自己紹介をお願いします。

Leo Batelli氏(以下Leo):本作のクリエイティブ・ディレクターでBad Minionsの共同設立者のLeo Batelliです。私たちはブラジルのインディーチームです。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Leo:本作の開発は2014年、わずか2人でスタートしました。私のパートナーは「鋼の錬金術師」が大好きなのですが、私たちは様々なゲームに出てくる錬金システムがどうしてどれもつまらないのだろうと話し合っていたのです。たくさんの素材が必要になりますし、決められたレシピに従わなくてはいけませんし、せっかく作ったポーションも効果はそれほど高くありません。そのため、少ない素材で、自由にいろいろと実験しながらオリジナルのポーションが作れるという、新しい錬金システムを作ってみようと決めたのです。敵を燃やすことができる火のポーションを作りたいですって?もちろん作れますよ。

――本作の特徴を教えてください。

Leo:本作一番の特徴は、その錬金システムです。敵とのバトルやパズルを解く時、周りの環境を変える時など、あらゆる場面で使用することになります。敵を倒すために使えるウォーターボムは、湖の水位を上げるのにも使用できるのです。他の多くのゲームでも素材を組み合わせるというシステムはありますが、本作ではそれに加え、フラスコの選択があります。丸いフラスコを使えば爆発するポーションが作れたり、底が平のものを使えばバリアーになったりするのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Leo:私は1990年から『ゼルダの伝説』シリーズを遊んでおり、本作はそれらの作品から多くの影響を受けています。例えば、本作では正しいエレメントやフラスコがないと、新しいエリアに入れませんし、デザイン面でも影響を受けています。もちろん「鋼の錬金術師」からの影響も大きいですね。エレメントの組み合わせという面では『Magicka』の影響もあります。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Leo:私たちはブラジルに住んでいるので、とても大きな影響がありました。私たちは自宅から作業をしなければならず、本作の完成も数ヶ月遅れてしまったのです。それでもチームは全員元気で、近いうちにワクチンを打てれば良いなと思っています。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Leo:もちろんです。配信者の方も私たちも、両者にとって得なことだと思います。それに、本作を使ってコンテンツを作ってもらえるのは本当に嬉しいです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Leo:ブラジルは日本から多大な影響を受けた国です。最大の日系人コミュニティがある国も、ここブラジルです。私は特撮ものやアニメを見て、日本のゲームをプレイして育ちました。本作をプレイしていただければ、他の文化の要素がミックスされているものの、日本からの影響がたくさんあることに気がつくでしょう。全力で愛を注ぎ込んで作りましたので、皆さんにも本作を楽しんでいただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。