2021年7月27日に正式版の配信が開始となった海外産アイドルストラテジー『アイドルマネージャー(Idol Manager)』。同作のコンテンツについて、発売直前に削除されたものがある可能性をユーザーが示唆しています。

問題の内容を示すSteamフォーラムのスレッドでは「ベータよりコンテンツが少なくなってない?」として、以前に全34枚であったイベントCGが正式版で24枚に減っていることが指摘されています。今作については記事執筆時点で、Steam上で成人指定(アダルトオンリーのこと。基本的な用語・用法が海外レーティングに基づくSteamでは、一般的には「非常に過激な大人向け表現」の意)として設定されてしまっており、Steamの制限上、中国・ドイツなど複数カ国から購入できない報告が上がっています。

これについて開発はKickstarterにて、意図せずゲームが成人指定としてValveに判断されてしまったことと、すでに修正版を送付し再審査中の旨も明らかにしており、CGの削除はそれに伴うものと見られます。なお、Steamは海外基準なので、暴力表現であれば日本における「CERO Z」タイトルであっても一般タイトル扱いされ、成人指定を行われるケースは例外的なものを除きまずありません。

そうなると日本人から見ての「アダルト(ポルノ)コンテンツに類するものが消された」のかというと、実態としてはその限りではありません。本作はもともとESRBレーティング上の「Mature」として開発されていたタイトルです。その上、「ポルノコンテンツは含んでいない」と明言されています。それを前提とすると、性的表現が原因であるならば日本で言えばいわゆる「CERO D」程度の、“セクシーな”程度の表現で収まるような性的表現が今回の削除対象になってしまった可能性も高い形です。

果たして、この消されたと見られるコンテンツ、どのようなものであったのでしょうか。ゲーム的にはハードコアなストラテジー色が非常に強く、CGやイベントの有無はそう致命的ではないとはいえ、報告どおりであれば全体の1/3近いイベントCG(とおそらくは付随するだろうイベント)と量も多いだけに、本当に日本の「CERO D」程度で収まる内容であれば何らかの形で復活させてほしいというユーザーも多いのではないでしょうか。今後の展開にも期待です。

『アイドルマネージャー』は1,980円でSteamにて配信中です。(なお、日本でも記事執筆時点では、成人指定の影響で、同作のストアページ閲覧にはSteamへのログインと、適切な設定が必要となっています)