Summerfall Studiosでクリエイティブディレクターを務めるDavid Gaider氏が、『Dragon Age』のドラマ化について言及しています。

「酷いアイディア」
「THE LAST OF US」や「ウィッチャー」などゲームを原作とするドラマが高評価されることが続いています。最近ではAmazonプライムビデオで配信された「フォールアウト」もまた高く評価され、ゲーム『Fallout』シリーズの同時接続プレイヤー数が大幅増加するということにもなっています。



そうした中でXで投稿されたほかにはどんなゲームのドラマ化が見たいかという話題に対してGaider氏が反応。かつてBioWareにて『Dragon Age』シリーズのリードライターを務めた同氏は「皆は私が『Dragon Age』と言うのを期待していると思うけど、それは酷いアイディアだ」としています。

その理由についてはファンタジーのゲームはドラマ化するとありふれたものになってしまうという意見に同意する形で、「インタラクティブな要素を取り除くと、とても平凡なスタンダードファンタジーな物語が残る」とゲームだからこそ『Dragon Age』シリーズは名作であったという考えを明らかにしています。

ではDavid Gaider氏が見たいゲームのドラマ化は?
続けてGaider氏は見たいゲームのドラマ化について明らかにしています。それによるとSteamでも“非常に好評”のRPG『ディスコ エリジウム』だとのこと。しかも同作の内容を踏まえて「(アシッドな)デビッド・リンチスタイルで見たい」ともされています。またこちらも“非常に好評”なアクションRPG『Banishers: Ghosts of New Eden』の名前も出されています。

なお『Dragon Age』を原作とするアニメ作品はNetflixにて公開されている「ドラゴンエイジ: 罪のあがない」などがありますが、こちらについて聞かれたGaider氏は「見たことがないし、興味もない」とそっけなく答えています。