6月21日、ついに『エルデンリング(ELDEN RING)』の待望のDLC『Shadow of the Erdtree』が発売されます。本稿ではその内容をわずかながらにお伝えしようと思います。伝説の高難易度RPGに継ぎ足された重厚長大なDLC、とくとご覧ください……!

●狭間の地に隠されたもうひとつの大地……「影の地」
今回のDLCの舞台となるのは『エルデンリング』本編で冒険した「狭間の地」ではなく、その裏に隠されていた「影の地」です。「星砕きのラダーン」と「忌み子モーグ」を倒し、モーグが守っていた神の繭に触れることで、影の地に到達することができます。このふたりのボスを倒すのは必須条件なので、必ずやっておきましょう。

ワープ後に降り立ったのは「墓地平原」というマップ。フロムゲーらしく、荘厳かつダイナミックながら、同時に陰陰滅滅とした雰囲気も漂います。決して触れることのできない幻の墓石たちが、一抹の哀愁を誘いますね。

マップはリムグレイブをゆうに超える広さであり、ちょっとやそっとでは回りきれないほどでした。今回は霊気流が封印されている箇所もあり、その封印を別の場所で解かなければならないので、要所要所で地図へのマーキングが必要になる場面もありました。

もちろん、ロケーションは墓地平原だけではありません。アルター高原によく似ているけれど、薄気味悪い雰囲気を醸す「影の地アルター」や、『ダークソウル3』以前のダンジョンマップに相当する「塔の街、ベルラート」など、いくつものエリアが楽しめます。どこもかしこもフロムが得意とする得意の廃墟美術的なアートスタイルがバッチリ決まっており、ファンの心をつかんで離しません。

●謎に包まれたデミゴッド「ミケラ」の足跡を追うストーリー
『Shadow of the Erdtree』では、『エルデンリング』本編であまり語られなかったデミゴッド「ミケラ」の足跡を追うストーリーが展開します。

女王マリカとラダゴンの娘であるミケラは、多くの人々に愛されたデミゴッドです。本DLCに入るためのワープゾーンは、彼女自身が眠る繭であり、在りし日のミケラが何をしていたのかがわかる物語になっているようです。

影の地では「針の騎士、レダ」や「赤獅子、フレイヤ」といった戦士たちと出会います。彼らはミケラを慕っており、同じ目的の主人公にも優しく助言を与えてくれます。この関係性は魔女ラニを守る「半狼のブライブ」や「軍師イジー」たちを思い出させますね……。

彼らの助言により、影の地の大きな封印を解くためには、ミケラが各地の遺した十字架を見つける必要があることがわかります。こういったロケーション巡りは、オープンワールドをふんだんに使った探索アクションとして相性が良いですし、聖地巡礼をしている気分にもさせてくれます。

封印を解き、ミケラの足跡を辿り終えたとき、プレイヤーはどんなものを目にすることになるのでしょうか? 是非とも皆さんで確かめてみてください。

●新武器・新遺灰・新アイテム……そして、凶悪にもほどがある新ボスキャラクターたち
大規模なタイトルの大規模なDLCであれば、多くの新要素を期待する読者の方も多いでしょう。影の地にも山ほどの新武器や新アイテムが用意されています。

またDLCにあわせて本体機能の拡張も行われており、インベントリの新機能がとても便利でした。初めて入手したアイテムに!マークがつき、加えて最近入手したアイテムという専用タブが追加されました。この機能、ありそうでなかった! オプションでONにするのを忘れないようにしましょう。

新武器に関しては、今回ユニークだと思ったのが「調香瓶」です。元々アイテムとしては存在していましたが、こちらは武器として使用できるタイプで、前方にパッと火炎の粉を吐き出す範囲攻撃系の武器です。集団戦で役に立つ武器でした。

ボスについても触れておきましょう。トレーラーにも登場する「神獣獅子舞」がやはり強烈に印象に残っています。嵐を発する荒々しい攻撃と、獅子舞らしい激しい動きで翻弄してくる難敵でした。

彼を倒すと手に入る頭装備「神獣の頭」がとても可愛くて、明らかにキャラクターのサイズが合っていないところに、フロムがたまに見せる伝わりにくい小ボケを感じました。ちなみに重量は激重です。

本記事ではあまりのボリュームにその「さわり」だけをお伝えしましたが、まだまだ、影の地はこの程度では紹介しきれません! 何十時間もの探索がプレイヤーを待ち構えています。今のうちに王朝の入り口でしろがね人をしばき倒し、激戦に向けて準備を整えておきましょう。

『エルデンリング』DLC『Shadow of the Erdtree』は2024年6月24日に発売予定です。