◇世界選手権シリーズ◇WGCワークデイ選手権 初日(25日)◇ザ・コンセッションGC (フロリダ州)◇7474yd(パー72)

ラウンドの終わり方が何せ悔しい。18番、1Wショットを左に曲げてアンプレヤブル、ドロップ後の3打目はフックがかかり切らずグリーン右サイドの池へ。5オン2パットのトリプルボギーフィニッシュに笑顔があるはずもない。松山英樹は「最後が全部悪かった。結果が全て」と憮然(ぶぜん)と自身のプレーを断じた。

イーブンパー35位タイのスタートは必ずしも出遅れとは言えないが、一時は首位に肉薄する時間帯もあっただけにため息も出る。前半3番(パー5)、1Wショットは左、3Wは右、花道からのアプローチをミスヒットさせながら、3mのパットを沈めてバーディを先行させた。

5番で10mのフックラインを流し込み、7番(パー5)で3つ目のバーディ。「やっていることが少しずつ、うまくいきそうな感じはあった」という手応えもあった。8番ではティショットを左に曲げて2打目で左打ちを強いられた後、残り100ydの3打目をピン手前2mまで運んでボギーを回避した。

総じて「一日中、同じようなミスをしていた。それがフェアウェイに行くか、ああして(悪い)結果として出るか…」というのが、スコアに表面化したのがバックナイン。4アンダーとして迎えた13番(パー5)、1Wショットが左に大きく曲がり、水しぶきを上げた。ダブルボギーで後退すると、17番(パー5)を2オン2パットのバーディとしながら、最終ホールの大たたきにつながった。

前週の「ジェネシス招待」で今季2回目、2021年で初めての予選落ち。コロナ禍で急きょ会場が変更された今大会に臨んだ。初めて訪れるコースは12ホールで池が絡む。松山は開幕前日のプロアマを含めた計18ホールのみの練習ラウンドで、無難に攻略していたが…。「途中まではなんとかしのげたのが、やっぱり13番くらいからなかなかうまくプレーできなかったのは、あしたからの課題かなと思う」

2月25日は29歳の誕生日。どんな日であっても、夕暮れ後もボールを打ち込む姿があった。(フロリダ州ブラデントン/桂川洋一)