◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 初日(6日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

後半アウトで圧巻の6バーディ「30」とした佐藤大平が7アンダーで高山忠洋、リュー・ヒョヌ(韓国)とともに首位に並んだ。2019年「SMBCシンガポールオープン」以来、自身2度目となる首位発進に「素直にうれしい」と喜んだ。

手応えを持って西那須野に乗り込んできたが、「朝、寝違えてしまって…」と予想外のトラブルに見舞われた。それでも、「あまり痛みもなかったのでストレッチをしながら。逆に気負わずにいけるかな」とポジティブに受け止めて、チャンスを量産した後半アウトで伸ばしきった。

今年、日本人として初めて「マスターズ」を制した松山英樹は、大学の先輩であり、オフにはともに合宿もする身近な存在の一人でもある。当然、その快挙には祝福メッセージを送ったが、いつも言われるのは「お前も早くアメリカに来い」ということ。「一緒に練習ラウンドしたり、ご飯に行ったり(してくれる)…。そう言ってもらえるのはありがたいです」と、その期待に応えるべく奮闘している。

道筋として考えているのは欧州ツアー。例年、8月末(Sansan KBCオーガスタ終了)時点の日本ツアー賞金ランキング15位以内の3人に同ツアーのファイナルQT出場権が与えられる(※今年はコロナ禍により未発表)。その権利を使い、欧州経由でPGAツアーを目指す青写真を描く。

「(松山にも)日本ツアーは恵まれている。欧州に行って苦労してこいって言われました」と背中を押された。「喘息を持っているので、考えないといけないけど、挑戦はしたいです」と、問題はコロナ禍だが気持ちは前向きだ。

そのためにも初優勝、もしくは現在22位の賞金ランクをできるだけ上げておきたい。今大会のスポンサーは同じ名前のサトウ食品。昨年夏には同社主催のイベントで、塩見好輝と組んで優勝した縁もある。「そういうのもあったので、レギュラーでも活躍できるんだよっていう恩返しの気持ちもありますね」と力を込めた。(栃木県那須塩原市/今岡涼太)