◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)

決勝ラウンドに進出した4人のアマチュア選手によるローアマ争いを制したのは、最終日に4バーディ、3ボギーの「71」でプレーし、5アンダー43位で終えた岩井明愛(武蔵丘短大)。双子で知られる姉だ。

岩井は優勝争いを演じた4月の「パナソニックレディース」から出場4試合連続でベストアマチュア。「正直にうれしく思います」と喜びを見せる半面、「優勝した選手とは差があるのでそういったところで少し悔しいなという思いはあります」と現実を見つめる。

今大会は優勝者と2位の選手に海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」の出場権が付与されたが、ベストアマチュア賞を手にした岩井にも同大会の予選から決勝まで大会4日間を視察できる権利と大会終了翌日にプレーできるラウンド権が与えられた。

ただ、飛行機代や宿泊代など渡航費用の負担はかかり、新型コロナウイルスの不安もあり、「これから家族と相談して決めたいです」と慎重。会場には一人だけ付き添いが認められており、妹の岩井千怜とともに最高峰の舞台を間近に見る、またとないチャンスではある。

「国内はもちろん、海外のアマチュアの方にもできるだけ門戸を開く」(大会広報担当者)という願いが込められた今大会。フィリピンで腕を磨いてきた笹生優花が初めて日本ツアー出場(2015年)に加え、その笹生が「全米女子オープン」で激闘を繰り広げた畑岡奈紗もローアマを獲得(2016年)するなど、この大会で実績を積んで世界に羽ばたいていった。

6月22日からの最終プロテストを控え、「こういった経験をさせてもらえて、出場させていただけたことにうれしく思います。今回もベストアマが取れたので、いい準備ができたかなと思う」と岩井。まずは第一関門突破を目指す。(神戸市北区/石井操)