◇メジャー第5戦◇全米オープン 最終日(20日)◇トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)◇7652yd(パー71)

「11番までの内容だったら、6、7アンダーくらい出さなくちゃいけないゴルフだった」と悔やんだ松山英樹。54位から出た最終日に4バーディ、1ボギーの「68」。優勝争いから遠く離れた位置でも1打1打を丁寧に積み重ね、4日間の自己ベストで締めくくって通算3オーバー26位。たが、11番までに4アンダーの勢いは12番以降にピタリと止まった。

前半9ホールでパーオンできなかったのは1ホールだけ。2バーディで折り返すと、10番、11番(パー3)で連続バーディ。「スタート前に素振りをしているときに気付いたことがあったので、やってみたらうまくいった」と、安定したショットを武器にスコアを伸ばした。

だが、12番以降は3Wを右ラフに外した14番でボギーをたたき、15番からはショットが乱れ、3ホール連続で1パットのパー。最終18番(パー5)も1Wショットを右ラフに曲げて「最後の方で暴れてしまって、もったいなかった」とパー止まり。好調なゴルフが終盤まで続かないことを「現状かなって思います」と受け止めた。

それでも「3アンダーは悪いスコアじゃないし、良いスコアだと思う。2日目、3日目のゴルフを、悪い中でもパープレーくらいにまとめられるように持っていければ、チャンスはある」と4日間を振り返り、オーバーパーをたたいた2日間を課題とした。「1日でこれだけ良くなれば、1日ですぐ悪くもなる。少しでも安定してできるようにしたい」

2週間後の「ロケットモーゲージ・クラシック」に出場し、その後は「全英オープン」、「東京五輪」とビッグイベントが控える。「うまくいかないゴルフが続くとイライラするけど、ゴルフは楽しいものだと思うので、そういうことがないように。それができない自分がふがいないし、できることが成績にもつながると思う」と話し、9度目の「全米オープン」を後にした。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)