◇メジャー第5戦◇全米オープン 最終日(20日)◇トーリーパインズGCサウスC(カリフォルニア州)◇7652yd(パー71)

31位から上位を目指して最終日をティオフした星野陸也は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」。スコアを伸ばせず通算3オーバーのまま、26位で自身2度目の「全米オープン」を終えた。

「いやー」とホールアウト後の星野は思わずうなった。「枕を思い切りぶん殴りたい気分ですよ」。この日、終始ショットは好調だったが、小さなミスが足を引っ張り、伸ばしたスコアを吐き出してしまう。「あのショットで伸ばせないのは残念。自分の中ではあれだけ完璧なゴルフをしたのだけど…」

2つ伸ばして折り返した12番。左からのアゲンストに1Wでドローボールを打っていったが、わずかにつかまった球は、カート道で跳ね(左サイドに続くフェンスに当たって跳ね返るはずが)数メートルだけ開いた出入り口からコロコロと転がって奥に入り、OBとなる不運。直後の13番で、残り300ydから3Wを「マン振りして」グリーンエッジまで運び、バーディを奪う意地を見せたが、17番で3パットのボギーとし、最終18番(パー5)も獲れなかった。

「(前半の感じなら)60台、アンダーパーは全然行けるなと思っていたけど、難しいですね」と頭をかいた星野。メジャー大会はまだ3戦目。「流れを持っていくというか、もう1つ何かが…。もうちょっとで行けそうな気がします」と、スコアメークにつながる“何か”を探しているところだ。

それでも、3度目のメジャーで初めての決勝ラウンドを経験し、「自分の中では納得です。準備してきたことがつながってきたし、次に向けて自信になる」と目標とする米ツアーに向けて、また少し自信を深めた。次のメジャー「全英オープン」も4週間後に迫っている。「こっちの選手も、結構小柄な人が多かった」というのは、身長186cmの星野だからこそ(?)の意外な発見でもあった。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)