◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 3日目(21日)◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70)

タイガー・ウッズが第3ラウンド終了後に棄権した。ホールアウト後、昨年2月の自動車事故で故障した右足の痛みが激しくなったとみられる。メジャーでの棄権はアマチュアで出場した1995年「全米オープン」以来。くしくも最後の大会制覇となっている2007年と同じ会場で苦い記憶を刻んだ。

4月「マスターズ」に続いて出場2試合連続で予選を通過した翌日は1バーディ、7ボギー1トリプルボギーの「79」。通算4勝を誇る「全米プロ」での自己ワーストスコアで通算12オーバーの最下位に沈んでいた。

「何もうまくいかず、単純に良いプレーができなかった。“ボギートレイン”から降りられなかった」。53位からスタートし前半2番で手応えを残したティショットが小川に入ると、6番(パー3)でもアイアンショットが水しぶきをあげてトリプルボギー。9番からは、こちらもプロとして出場したメジャーでは自己ワーストとなる5連続ボギーを喫した。

15番で11mを流し込んで唯一のバーディを奪うなど、上がり5ホールではスコアを落とさず、過去メジャーで2度記録している80台(02年全英オープン3R「81」、15年全米オープン1R「80」)は回避していた。

右足を気にするシーンは予選ラウンドからあったが、連日の気温30℃前後の暑さから一転、一気に15℃前後まで冷え込んだ気候が回復途上の体に追い打ちをかける形に。ラウンドの直後、「痛いのは紛れもない事実。様子を見るよ」と最終日のプレーをキャンセルする可能性も示唆していた。(オクラホマ州タルサ/亀山泰宏)