◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(5日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ

24歳の米澤蓮がツアー初優勝を飾った。首位と2打差3位から最終組で回り、6バーディ、1ボギーの「65」で通算13アンダー。2位から出た片岡尚之と並んで迎えた最終18番でバーディを奪い、競り合いを制した。

米澤は松山英樹や金谷拓実らを輩出した東北福祉大出身でプロ3年目。昨年賞金ランキング22位に入り、今季は初めてシード選手で参戦。また岩手県出身では初の国内ツアー優勝者となった。

優勝スピーチで「昨年まで苦しんでいたパッティングが良くなった。最後のバーディパットは震えるような感覚だったが、決められて良かった」と語った。

首位から出た小木曽喬は「72」とスコアを落とし、8アンダーの3位。2010年大会優勝の石川遼と、22年賞金王の比嘉一貴はともにイーブンパー34位。谷原秀人と河本力はともに5アンダー12位だった。