◇米国女子◇ダウ選手権 3日目(29日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6256yd(パー70)

初日と同じフォアサム(ペアが1つのボールを交互に打つ)で行われた3日目を終え、首位タイから出たアリー・ユーイングとジェニファー・カップチョが通算15アンダーで単独首位に立った。4バーディ、1ボギーの「67」とし、初日からトップの座を守り続けて最終日に入る。

通算14アンダーの2位にカン・ヘジとキム・インキョン(ともに韓国)、アタヤ・ティティクル(タイ)とイン・ルオニン(中国)が続く。

4打差22位スタートの畑岡奈紗とコ・ジンヨン(韓国)は5バーディ、3ボギーの「68」と2つ伸ばし、「70」で回った西郷真央&ソン・ユジン(韓国)と並ぶ通算10アンダーの10位に浮上した。

より堅実なチームプレーが求められるフォーマットに「緊張感があったけど楽しかった」と畑岡。初日の「69」に続けてスコアを伸ばし、最終日を前にトップ10に食い込んだ。「明日も2人で楽しく、攻めのゴルフができればいい」。元世界ランキング1位の心強いパートナーとともに、フォアボール(2人がそれぞれのボールでプレー。ホールごとに良い方のスコアを採用)で行う最終日に5打差を追う。

渋野日向子と勝みなみも22位からスタートし、3バーディ、1ボギー1トリプルボギーの「71」で通算7アンダー24位。笹生優花とセリーヌ・ブティエ(フランス)も「72」とスコアを落とし、22位から通算6アンダーの29位に後退した。