6年後のマスターズ制覇へ…アマチュア金谷拓実は米ツアー初戦に高揚

6年後のマスターズ制覇へ…アマチュア金谷拓実は米ツアー初戦に高揚

◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 事前情報(9日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

アマチュアの金谷拓実(東北福祉大2年)が米ツアーデビューを果たす。プロアマ戦が行われた9日(水)は近隣のゴルフ場でラウンド後、午後3時前に会場を訪れアプローチやパターを確認。「頑張って予選を通過したら、上位を目指す。自分の力を出し切りたい」と述べた。

テレビで見た光景は、いま目の前にある。「世界のトッププレーヤーが集まる。この大会も見ていた。ずっと見ていた選手がたくさんいる」。今大会には歴代メジャー覇者のジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマスらが出場。20歳は「(米ツアーは)飛ばし屋にショートゲームのうまい人、色々な個性が集まっているところだと思う」と気持ちを高めた。

普段は“緊張しい”という。「『三井住友VISA太平洋マスターズ』のとき松山さんと(宮里)優作さんと同組で最初のティショットをダフった…」と笑って明かす。「ティグラウンドに立ったら、緊張するかもしれない。ただ、いまはまだ大丈夫ですよ」。自然体でいられる裏に東北福祉大OBの松山英樹の存在がある。アマチュアだった8年前の今大会で、米ツアーデビューした先輩だ。今週、練習や夕食をともにし、「一人で来ていたら、全然違う。ゴルフも少しでも吸収したい。近くに松山さんがいるから、緊張せずにいられるんだと思う」と感謝する。

昨年10月に「アジアパシフィックアマチュア選手権」を日本人として松山以来、7年ぶりに制し、「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を得た。「(マスターズにこれだけ早く出場できるとは)まったく思っていなかったです」。高校生のころ、漠然とマスターズ優勝の年齢を設定し『ゴルフノート』に書いた。「26歳のときに勝てるように。いつ、初めて出るかは、書いてなかったんですけどね(笑)」。2025年のマスターズまでの日数を記したという。

プロ転向後、すぐに海外でプレーしたい気持ちが強い。「世界で活躍するには、飛距離の出る選手たちと普段からやった方が良いと思う」。今大会は、世界との距離を知る機会ととらえる。「今週は自分が頑張って出し切って、どういう結果になるか。出し切ることが大事」と力を込めた。(ハワイ州ホノルル/林洋平)


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