“いま”爆売れ中の「フード」を紹介し、識者がヒットの背景を解説する。今回は、「レモネードサワー」をご紹介!

※こちらは「GetNavi」2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

「檸檬堂」の逆張り……酒が主体ではなくソフトドリンクにアルコールを追加した”気軽さ”がウリ

 

フードライター

中山秀明さん

本誌でおなじみの、食のトレンドに詳しいフードアナリスト。GetNavi webでも高頻度でグルメ記事をアップしている。

 

ポップなテイストが新鮮!他社の追随が見逃せない

日本では数年前からレモンサワーがトレンドになっていたが、ソフトドリンク業界ではレモネードのブームが広がっていた。

 

「専門店がオープンしたり、カフェのドリンクにレモネードが採用されていたり。また、飲料メーカーもレモネードの新商品を発売していました。この、ありそうでなかった2つのレモントレンドを掛け合わせたのがレモネードサワーです。レモンサワーとの大きな違いは、アメリカを感じさせるポップでブライトな甘酸っぱさや、洋酒のニュアンスを思わせるカジュアルなビター感。パッケージもレモンサワーとは一線を画すアッパーなデザインで、普段お酒を飲まない若者層にもウケています」(中山さん)

 

【トレンドのツボ】ヒットメーカー「檸檬堂」の動向がブームのカギを握る

先行のサンキストに続き、ノメルズが「檸檬堂」の看板を引っ提げて登場。「檸檬堂」の購入層はお酒が好きな30〜40代が中心だが、低アルコール飲料市場で購入者数が伸びている20〜30代をターゲットに仕掛けている。

 

【レモネードサワーその1】あの「檸檬堂」監修の新ブランドが誕生

【ハードレモネード】 2021年6月発売

コカ・コーラ

ノメルズ ハードレモネード オリジナル

165円

米国で人気のレモネードをお酒で楽しめる新ブランドを「檸檬堂」が監修。ジンで使うスパイス「ジュニパーベリー」を採用して爽やかに。甘酸っぱいオリジナルのほか、酸味強め、ほろ苦なテイストの3種類を展開する。

 

【レモネードサワーその2】名門ブランドが世界初のアルコール飲料を手掛けた

【レモネードサワー】 2020年6月発売

JINRO

サンキスト(R) レモネードサワー

176円

グローバルな老舗柑橘ブランドのサンキストと眞露がコラボし、世界初のアルコール飲料として昨年発売。公認レシピによる本格的なレモネードを軸に、爽やかでどこか懐かしい味に仕上げている。