電気ケトルといえば、最近はオシャレなデザインのものが続々と登場しています。A-Stageの「Re・De Kettle(リ・デ ケトル)」もスタイリッシュなデザインが魅力のケトル。さらに「料理が得意なケトル」というキャッチコピーも付いているんです。

 

料理をする上で電気ケトルの出番といえば、油揚げの油抜きや青魚の臭みを取るのに使うのをイメージしますが、Re・De Kettleは下ごしらえだけではなく、調理での活用を提案しています。実際に本機を使ってどんな料理が作れるのか試してみると、予想以上にいろんな使い方ができるのがわかりました!

 

ホーローをイメージしたカフェケトル風デザインを採用

Re・De Kettleは、琺瑯(ホーロー)をイメージした質感で、カフェケトル風デザインを採用。食卓に置いても違和感のないブラックとホワイトの定番カラーが選べます。容量は300〜1000mLとなっており、一度にたっぷりのお湯が沸かせるのが魅力。

↑ケトル本体のサイズは幅260×奥行き135×高さ207mm 、質量は約0.6kg。定格消費電力は1200W

 

一般的な電気ケトルと同じで、本体を電源プレートにセットし、電源ボタンをタッチして加熱を開始します。これまで電気ケトルを使ってこなかった人も迷うことなく使い始められる、シンプルな操作性です。

↑電源プレートには空だき防止機能を搭載。ケトルに水が入っていない状態で加熱すると、3回ブザーが鳴り、エラーコードが表示される

 

Re・De Kettleの最大の特徴は、8段階の温度設定が可能な点。100/95/90/85/80/70/60/50℃での温度設定に対応しており、飲み物や調理に合わせて温度を変更できます。たとえば、玉露なら50〜60℃、煎茶なら70〜90℃、抹茶なら80℃、コーヒーなら80〜90℃、烏龍茶なら90℃、ほうじ茶なら95℃、紅茶・ハーブティーなら95〜100℃が目安です。

↑「電源」ボタンをタッチすると「100」と表示されるので、約3秒経過すると100℃での加熱が開始する。温度調節する場合は、「温度調節」ボタンを約2秒間タッチし続け、「95」が点滅表示されたら、温度調節ボタンをタッチして温度を選択。約3秒経つとその温度での加熱が開始する

 

この温度設定は調理でも有効です。野菜を洗うなら50℃、味噌汁を作るなら85℃、肉を加熱するなら100℃といった具合。普段、料理の下ごしらえをするときにお湯の温度をいちいち計ることはほとんどなかったのですが、指定した温度で沸かせるのは便利です。

↑調理にお湯を使うなら、たっぷり沸かしておきたいところ。ケトルの内部には約1000mLのMAX目盛りと約300mLのMIN目盛りがある。また、底面付近には温度センサーを搭載

 

実際に95℃設定でお湯を沸かしてみたところ、まずディスプレイ上に「25」と表示されました。これは現在の水温で、徐々に指定した温度に上がっていくのを確認できます。1Lの水が95℃になるのにかかった時間は約4分30秒。他社の電気ケトルを見ると、1L前後のお湯を沸かすのに4〜6分程度かかるので、ほぼ平均的なタイムでしょう。

↑湯切れのいい注ぎ口で、お湯がこぼれにくい。これならドリップコーヒーなどもおいしく淹れられそうだ

 

それとは別に気になったのが、最低容量が300mLという点です。1回につきカップ2杯分のお湯を沸かす必要があり、家族がいる人なら多く沸かせるのは便利ですが、ひとり暮らしだと毎回2杯分というのは少し無駄があるかも。もちろん、30分間の保温機能があるので、ゆったりお茶を飲みたいときに活用できます。

 

Re・De Kettleは汁物作りに大活躍!

「料理が得意なケトル」とあるので、まずは「缶詰茶漬け」を作ってみました。作るというほどのものではなく、ごはんに鰹節、鮭缶の具を載せて醤油を回しかけ、そこに海苔、わさびをのせて、玄米茶を注ぐだけ。普段、お茶漬けの素しか使わないので自分で具を用意して作るのは新鮮でしたが……これはなかなかイケる! 包丁とまな板を出していないのにきちんと料理をした気がしてきます。

↑鮭をたっぷりのせたら鰹節がきれいに隠れてしまった。この組み合わせは旨みが強く、ごはんとの相性がいい。これまで鮭缶をお茶漬けにする発想はなかったが、いつでも食べられるようにストックしようと決めた

 

この“ちょっとのひと手間”をかけたレシピは公式Instagramに掲載されており、フードディレクターの川上ミホさんが監修しています。ケトルを使う料理がぱっと思い浮かばなくても、公式サイトでレシピを参照できるのはいいですね。

 

お茶漬けに満足し、続いて作ったのが「ホタテの春雨中華スープ」。とにかく簡単に作れる一品です。器にホタテ缶を汁ごと入れ、鶏ガラスープの素、春雨、ちぎったサラダ菜を入れたら、お湯を注いで春雨が浸るようにします。あとは、春雨が柔らかくなったら軽く混ぜて、ごま油を垂らせば完成。こちらも包丁とまな板いらずで、身体がホッとするスープ料理に仕上がりました。これなら、スープジャーに入れてランチにするのも良さそう。

↑家で手軽にヌードルスープが作れる。ホタテの旨みがスープに溶け出し、思った以上に深みのある味わいが楽しめた

 

「豚と白菜のピリ辛しゃぶしゃぶスープ」はリピ決定!

今回、筆者が「これはリピ決定!」となったレシピが、「豚と白菜のピリ辛しゃぶしゃぶスープ」です。まずは、白菜の葉の部分はひと口大、芯は千切りにして、大きめのボウルに入れます。そこに、しゃぶしゃぶ用の薄切りにした豚肩ロース、塩を入れ、100℃のお湯をたっぷり注ぎます。Re・De Kettleなら1Lのお湯が沸かせるので、そのたっぷりのお湯を使って白菜と豚肉を加熱するわけです。

↑鍋を使わずに食材を加熱するのが斬新。加熱しすぎないのでお肉がパサつかず、しっとり仕上がる

 

お湯の粗熱が取れたらザルにあげて水を切り、器に盛り付けます。あとは、鶏ガラスープの素、刻んだザーサイ、醤油をかけて熱湯を注ぎます。お好みでラー油かごま油をかければ完成。

↑ザーサイにも油分があるので今回はそのまま食べたが、辛めの味付けが好みならラー油をたっぷりかけてもOK

 

食材はお湯に浸しただけなのに、豚肉はしっとり、白菜はほどよくシャキシャキ感が残っているのがすごい! 鍋で作るときに食感までは気にしていなかったのですが、一度この作り方を覚えたらハマりそうです。

 

公式サイトには「納豆キムチゲご飯」や「トロトロ和風スープ」、「バジルみそ玉」や「ラクサ風みそ玉」など、プロ監修ならではの本格的なレシピが掲載されており、これらも作ってみたくなるものばかり。「料理が得意なケトル」というキャッチコピーにも納得です。

 

Re・De Kettleの肝心のお値段は9900円(税込)となっており、他社の温度調整機能付き電気ケトルと比べると、若干割高な印象です。しかし、もう少し安い価格帯の電気ケトルは容量が0.6〜0.8Lのものが多く、1Lの容量を考えると妥当なラインではないでしょうか。

 

デザイン性と使い勝手のバランスが良く、プレゼント家電としても重宝するはず。キッチンに置く家電にこだわりたい人にとって、新たな選択肢になりそうです。