モトローラのハイエンド折りたたみスマートフォン「Razr 40 Ultra」の主なスペックやデザインは、正式発表前にほぼ出尽くしている感があります。

↑今度は「Razr 40」のスペックが明らかに?

 

そんななか、お手ごろ価格モデル「Razr 40」と思しきベンチマーク結果や規制当局への登録から、一部のスペックが明らかになった可能性があります。

 

リーカーのAnvin氏によれば、Razr 40のデータが定番ベンチマークアプリGeekbenchの公式サイトと中国の3C認証サイト(強制認証制度)から見つかったとのこと。高級モデルRazr 40 Ultraのモデル番号がXT2321-1に対して、こちらは「XT2323-3」だそうです。

また主要スペックとしては、プロセッサーにSnapdragon 7 Gen 1、12GBのRAMを搭載。しかしRAM 8GBのバリエーションも用意される模様です。ちなみにRazr 40 UltraのプロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1が噂されています。

 

そして5G接続が可能で、バッテリーは33Wの急速充電に対応し、Android 13が搭載される予定。GeekBenchベンチマークテストでは、シングルコアのスコアが1,019、マルチコアのスコアが2,545となっています。Razr 40 Ultraに関しては、シングルコアが1,285、マルチコアが3,810という結果が流出していました。

 

またインドのテック系サイトMySmartPriceにはRazr 40の予想レンダリング画像が掲載されています。Razr 40 Ultraでは大型のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)が搭載される見通しですが、こちらは差別化のためか小さくされているようです。

Image:MySmartPrice

 

ハイエンドモデルRazr 40 Ultraの価格は1,000ドル(約14万円)以上で、Razr 40はより手頃な価格になると予想されています。両モデルとも6月1日に、モトローラが公式発表する見通しです。

 

Source:Anvin(Twitter),MySmartPrice
via:PhoneArena