パイオニアは、ドコモのLTEデータ通信が定額で使い放題になる車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR200D」を発表しました。9月に発売を予定しています。

 

近年、動画や音楽のストリーミングサービス普及にともない、車内でもこれらのオンラインコンテンツを楽しむユーザーが増加しているとのこと。DCT-WR200Dは、こうしたニーズに応え、ドコモユーザーに限らず誰でも手軽に車内でWi-Fiを利用できる製品です。データ通信量を気にすることなく、オンライン動画や音楽、ゲームなどを快適に楽しめます。なお、利用するには車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」のプランに加入する必要があります。プランは1日550円、30日1650円、365日1万3200円(各税込)から選べます。

 

DCT-WR200Dは、前モデルに比べて停車時のWi-Fi利用時間が大幅に拡大。前モデルでは、エンジン始動後最大30分間、走行後最大60分間の利用が可能でしたが、新モデルではこれが最大2時間まで延長されました。

 

利用開始までのステップがわかりやすく記載されたクイックスタートガイドが同梱。スマートフォンを使って簡単に登録やチャージができるため、好きなタイミングですぐに使い始めることができるとのこと。また、車のシガーソケットやUSBポートに接続するだけで設置できます。

 

本体はコンパクトな設計で、縦置き・横置きどちらにも対応しています。これにより、設置場所を選ばず、ほかの車両への乗せ換えも可能です。さらに、USBポートが2系統(Type-A)のUSBシガーチャージャーを採用しており、スマートフォンの同時給電もできます。