岐阜県養老町柏尾の園芸店「かんこうば」の裏庭に高級キノコ「アミガサタケ」が生え、見た目の珍しさから従業員らの間で話題となっている。

 ヨーロッパでは「モリーユ」などと呼ばれる食用キノコで、山中ではなく庭先などに生えるのが特徴。名前の通り、かさ全体が蜂の巣のような編み目模様となっている。

 裏庭に生えたアミガサタケは全長5センチほど。同店の澤井里美さん(74)が、裏庭に植えたスイセンの葉に隠れて生えているのを見つけた。「最初はヘビの頭かと思って驚いた。高級食材だと調べて分かったけど、見て楽しむだけにする」と苦笑いした。