3回にわたって熱海旅を楽しんできた本連載。Vol.3では、ネクストブームとして注目を集めている船釣りを体験しました! 連載最後となる今回は、釣りを始めてみたくなったビギナーのために、押さえておきたい船釣りファッションのポイントをご紹介します。


これだけは押さえておきたい、船釣りファッションの基本ポイント!

初めて船釣りに挑戦するという人は、どんな格好で行けば良いか迷ってしまいますよね。船釣りは陸釣りよりも魚が釣れやすく初心者でも楽しめますが、暑さや寒さ、日差し、水しぶき、揺れなどに対応できる格好が求められます。

服装を間違えてしまうとせっかくの釣りも楽しめなくなってしまいますが、しっかりと準備をすれば快適に過ごすことができます♡ まずは押さえておきたい基本のポイントを解説していきます!

船釣りでのマストは、波や雨で濡れるのを防ぐ撥水加工のウェアを着用すること! 船は屋根がなく、一度出船したら長時間海の上なので天候が急変することも。

また、雨が降らない日でも走行中は波しぶきをかぶり、座るところが濡れてしまうことも考えられるので、季節を問わず上下とも水濡れに対応できるウェアを用意しましょう。

そして最も重要なのはライフジャケットを着用すること。実は、船釣りの際はライフジャケットの着用が義務化されています。

着用するライフジャケットは、桜マークが入った国の安全基準に適合したものでなければいけません。持っていない場合は船や釣り具ショップでレンタルできるところが多いので、予約時に確認してみましょう!

帽子は頭の保護のために欠かせません! 釣り針などから頭の怪我を防ぎ、紫外線対策にもなります。日差しをカバーできるキャップはもちろん、防寒を重視したいときはニット帽も◎。

紫外線対策として、サングラスも必須アイテム! 強い日差しや照り返しから目を守るのはもちろん、万が一釣り針が飛んできたときに目を守るためにも重要なギアです。

足元は必ず防水できる靴を用意しましょう! また、船上はとても滑りやすいので、グリップ力の高いアイテムがオススメ。GORE-TEX素材や長靴などを選べば間違いありません!

ちなみに、夏でもビーチサンダルはNG。船上は滑りやすいうえに、魚のヒレなどで怪我をしてしまう可能性があるので足の甲まで保護できる靴がベターです。


本日の船釣りスタイルはこちら。今回は10月下旬の撮影だったため比較的軽装ですが、冬シーズンに船釣りにトライする場合は全身抜かりなく、防寒対策を心がけるのが重要です。

また、「釣りでもいつもと変わらずハンサムスタイルを貫きたい」。そんなあなたは、サングラスや帽子などの小物にこだわってみて。今季トレンドの横長シェイプのサングラスは、無骨になりがちな釣りの装いをシティにアップデートしてくれます。

サングラスがシンプルな場合は、バラクラバ風のニット帽をチョイスしたり差し色を入れたり、遊びの効いたスタイリングに挑戦してみるのも釣りムードをお洒落に高める一手。


初心者はまずは形から入ってみるのも良し! 釣りにハマったら好みのフィッシングウェアやギアを集めて自分好みにアレンジしていくのも楽しいはず。サウナやアウトドアブームの今、トレンドの一歩先として、釣りの深〜い沼に足を踏み入れてみては?


いかがでしたか? 4回にわたってお送りしてきた本連載はこれにて最終回。どんどんお洒落にアップデートされている熱海をこれでもかというくらい満喫しちゃいました! 東京から約1時間で思いっきりリフレッシュ&非日常を味わう旅へ、週末はぜひぜひ熱海に足を運んでみてくださいね。


Miki Sayama ジャケット、パンツ[上下セット]¥48,700 ニット帽¥4,400 靴¥26,100/すべてダイワ(グローブライド)

グローブライド ☎0120-506-204

Photo_Koya Yaeshiro〈affect〉 Styling_Miki Sayama〈LOVABLE〉 Text&Edit_Ayaka Ono〈Gina〉