本日発売のGina 2023-24 Winterには、Gina女子の好きな人・吉田怜香さんが登場! 私たちが憧れる理由は、自分らしいスタイルを持っているから。そんな怜香さんのベーシックについて伺いました。

“好き”に素直でいることが自分のベーシックの本質

黒をベースに白Tで抜けを与えたシンプルなスタイル。白Tのすそにラフな動きをつける、このひと手間で着こなしがぐっとこなれる。
中に着たTシャツ¥9,900、パンツ¥23,100/ともにトゥデイフル(ライフズ 代官山店) ニットトップス(ブティック)、シューズ(ジルサンダー)、ブレスレット(エルメス)、ピアス/すべて本人私物

「ベーシックは昔からずっと好きなものであり、自分らしさを表現してくれるスタイル。デコラティブなものよりも削ぎ落としたシンプルな方がしっくりくるから、黒パンツに黒のクルーネックニットが私のベーシックスタイルです。体型的に下半身が気になるという意味でも、ボトムスは太めのシルエットが好きで、ワイドパンツが定番アイテム。ワイドパンツの日はトップスをちょっとコンパクトな丈や、タイトなタートルニットにする、そうやってシルエットに必ずメリハリを出してバランスを取るのがルールです。また、えりのあるトップスだったら髪をアップスタイルにして首元をすっきりさせる、メンズライクなコーデの日は赤リップを塗るなど、ヘアメイクも含めた全体のバランスを意識することも大切にしています。

大事なのは自分を“引きで見る”ことだと思っていて。トータルのバランスはどうか、トゥーマッチになってないかを必ず考える。自分の骨格や顔の系統なんかもちゃんと理解して、それも含めて全身を見て、引くところは引く。それはファッションに限らずインテリアでもイベントの企画でも同じ。物事をすべて引きで考える癖をつけると上手くいくようになるし、それが『なんかセンスが良いな』という人への近道なのかも。

ベーシックスタイル=自分を表現するものだから、コーディネートは特に周りの人が思う“吉田怜香のイメージ”とギャップがないことを意識しています。そういう意味では人からの印象は気にします。だけどトレンドはほとんど気にしていなくて。そもそもいろんな服を着る必要はないと思うし、自分が好きなシルエットや、着ていて落ち着くアイテムだけあれば良いと思うんです。“好き”に素直でいることで、自分のスタイルが確立されていくから、極論いつも一緒でも良いと思う。この気持ちは今後も変わらないし、このミニマムな感じが私のブレない部分であり、一番のベースですね


Gina 2023-24 Winter
Photo_ Yutaro Yamane〈TRON〉 Edit&Text_Kanako Kurokawa〈Gina〉 ReEdit_Ayaka Ono〈Gina〉

*商品の表示価格はいずれも税込み価格となります。