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今までになかったまったく新しいガジェットが生まれるとき、世の中の受け止め方は当然ながら賛否両論。素晴らしい!と絶賛する声もあれば、手厳しいレビューが飛ぶこともあります。

最近では、スマホに置き換わるともいわれた「Humane Ai Pin」が、ポンコツって言われちゃいました。

胸にとめるAI秘書「Humane Ai Pin」発売。まだポンコツすぎる 未来までの道のりは、まだ長い。 米スタートアップのHumane社から発売された、パーソナルウェアラブルデバイスのHumane AI Pinは「スマホの次はこれだ!」という画期的な意欲作。ですが、実際に利用してみた初期レビューでは「遅い」「かっこわるい」「うそつき」と散々な言われ様です。 夢の未来デバイス…だけど使用感は微妙?待望のHumane AI Pinが、4月11日についに店頭に並びました https://www.gizmodo.jp/2024/04/humane-ai-pin-1sttake.html

同じくAIを活用したRabbit R1も未完成レベルと酷評。Apple(アップル)の空間コンピュータ(VRヘッドセット)Vision Proですら、レビューは比較的好意的だったものの売り上げは振るわず。

「高すぎる!」「使うシーンが想像できない!」「誰が買うの?」

初代発表時、現在の成功からは想像できないほどボロカスに言われたガジェットを振り返ってみました。

Humane Ai Pinだって、Rabbit R1だって、数年後には成功しているかもしれません…(完全お蔵入りしている可能性もあるけれど)。

Apple Newton

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1993年にリリースされた、Appleのデジタルメモパッドです。マウスやキーボードではなく、ペンで操作する次世代パソコン。次世代パソコンというものの正に走りとなった存在です。ですが、The Wall Street Journal紙は「高すぎる!」「変わり種すぎる!」「紙とペンに置き換わるには不完全」と一蹴。時代がまだ追いついていなかったのか、その後ディスコン。

しかし、NewtonのDNAはそのままAppleに留まり、2010年にiPadという形で再び戻ってきました。

Steam Deck

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2012年のリリース時、世界のリアクションは今ひとつでした。Wiiの成功があっただけに、Wii Uに対する期待値が高すぎたのかもしれません。The Vergeの「誰も買わない」、Ars Technicaの「ファームウェアのアプデに失敗していて使えない」の声を浴び、正直出荷台数も振るわなかったものの、その概念は任天堂で生き続けました。

2017年、Nintendo Switchの登場で、Wii-Uの画面付きコントローラーという概念は報われたのではないでしょうか。

セグウェイ

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一世を風靡したと言ってもいいセグウェイ。「人間にとって最も健康的なアクティビティである歩くことを減少させるマシン。多くの人にとっては、人類文化的に一番いらない存在になるだろう」というリリース時のTime誌のレビューは非常に辛辣。メディア登場は多く、一部で猛プッシュされつつも、売り上げは振るわず終了。

ただ、その後、電動キックスクーターが都市部で大流行しているのを考えると、コンセプト自体は間違っていなかったのだろうと感じます。

Google Glass

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2014年リリースのGoogleのスマートグラス。一時期、テックメディアはこの話題で持ちきりでした。ですが、その多くは批判的なもの。Washington Post紙なんてシンプルに「大嫌い」って言ってましたからね。

技術的限界もさることながら、プライバシーの問題が多く指摘されました。Google Glassは結局ディスコンになってしまったものの、その後Metaがスマートグラス開発に力をいれ、レイバンとコラボしてスマートグラスを続けています。

ただ、当時ボロカス言われたけど、現代では大成功しているガジェットと言えるかどうか? それを判断するのはもう少し先になりそう。

任天堂 バーチャルボーイ

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1995年に任天堂がリリースしたゴーグル型ゲーム機。当時のレビューでは「失敗しすぎてて引く」とハチャメチャな言われよう。

Meta Questよりも、Vision Proよりもずっと前のお話です。これもGoogle Glassと同じく、現代で成功と呼ばれるようになるのはもう少し先の話かな。

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