東京オリンピックを現地から伝えているカナダの女性リポーターが、コンビニエンスストアのおにぎり開封に失敗し、助けを求める動画をTwitterに投稿して注目を集めた。

女性は寄せられた助言をもとに再挑戦し、無事開けることができた。

思わずほっこりするような話だが、この女性はアスリートのジェンダーやメンタルヘルスの問題に熱心に取り組むスピードスケートの元カナダ代表だ。

女性は、アナスタシア・バクシスさん。現在、カナダ公共放送「「CBCスポーツ」のリポーターとして東京オリンピックを現地から伝えている。

バクシスさんは7月、7月27日、ツナマヨネーズのおにぎりを開けようとしたが、包装フィルムがうまく引き抜けずにのりがやぶれてしまう動画をTwitterに投稿。「助けて下さい」と日本語で訴えた。

助けてください #Tokyo2020 🙏🙏🙏 pic.twitter.com/mo8wpQYDfG

— Anastasia Bucsis (@anastasure) July 27, 2021

これに対し、日本のユーザーとみられるアカウントから、動画やイラスト付きで開け方を教えるリプライが相次いだ。

そして2日後の29日、再び「開封動画」を投稿。「もう一度やってみます。みなさんありがとう」と開け始め、慎重な手つきでフィルムを引き抜くことに成功すると日本語で「日本大好き、おいしい!」と言ってほおばった。

投稿にも「日本の素晴らしい人々に感謝します。あなたは私を助けてくれました」と感謝の言葉をつづった。

Update: I am doing much better 🥰 🍙
日本の素晴らしい人々に感謝します。あなたは私を助けてくれました。#Tokyo2020 🇯🇵🇨🇦❤️ pic.twitter.com/IfjvSPTBB2

— Anastasia Bucsis (@anastasure) July 29, 2021

バクシスさんは元スピードスケート選手で、バンクーバー(カナダ、2010年)とソチ(ロシア、2014年)の両冬季オリンピックに出場した経験がある。

バクシスさんは競技者として活躍しただけではく、ジェンダー問題やアスリートのメンタルヘルスの問題にも熱心に取り組んでいる。

自身、2013年にレズビアンであることを公表。当時、ロシアがソチオリンピック前に制定した、いわゆる「同性愛宣伝禁止法」への反対姿勢を鮮明にした。