16日にラ・リーガ第37節の10試合が一斉開催された。優勝を争うアトレティコ・マドリーとレアル・マドリーは、ともに勝利を収めている。

レアル・マドリーに勝ち点2差をつけて首位を走っていたアトレティコは本拠地ワンダ・メトロポリターノにオサスナを迎えて、2-1の勝利を果たしている。前半から主導権を握って攻め込むシメオネ監督のチームは、ルイス・スアレスらが迎える決定機をなかなか決め切れず。スコアレスのまま前半を終え、58分にはセットプレーからサビッチがネットを揺らすも、これはオフサイドでゴールは取り消されている。

そして75分、オサスナがワンチャンスを物に。ルベン・ガルシアのクロスからファーのブディミルがヘディングシュートを放つと、GKオブラクが弾いたボールがすでにゴールラインを割っていたとして、ゴールが認められた。焦るアトレティコはジョアン・フェリックスらを投入して猛攻を仕掛ける。すると82分、J・フェリックスの浮き球のパスから、同じく途中出場のロディが豪快なシュートを叩き込んだ。

アトレティコはその後も攻め続け、88分に劇的に逆転弾を獲得。ペナルティーエリア内右に侵入したカラスコが折り返したボールから、L・スアレスがじつに9試合ぶりのゴールを決めた。アトレティコは1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。

一方のレアル・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦に1-0で勝利した。ジダン監督率いるチームはボールこそ保持するものの、アスレティックの組織立ったプレッシングを前に決定機を創出できない。だが68分にゴールをこじ開けることに成功。CKの流れからカセミロがクロスを送り、ベンゼマが合わせられなかったこのボールを後方のナチョが太ももで押し込んだ。レアル・マドリーはこの虎の子の1点を守り切り、勝ち点3を獲得した。

この結果、首位アトレティコ・マドリーと2位レアル・マドリーの勝ち点差は2のままとなった。最終節、アトレティコはアウェーでのバジャドリー戦、レアル・マドリーはホームでのビジャレアル戦に臨む。またバルセロナは本拠地カンプ・ノウでのセルタ戦を1-2で落として、アトレティコに勝ち点7差をつけられて優勝の可能性が消滅した。