22日のラ・リーガ第32節、アトレティコ・マドリーは本拠地ワンダ・メトロポリターノでのウエスカ戦に2-0で勝利した。ウエスカFW岡崎慎司は9試合ぶり先発出場で、63分に交代している。

ラ・リーガ首位の座を守りながらシメオネ監督が「すべてが決勝戦となる」最後の5節を迎えることを目指すアトレティコと、1部残留のために戦い続けているウエスカの対戦。アトレティコは開始3分にシオバスの決定機を許したがGKオブラクのいつもの超セーブが炸裂し、以降は主導権を握り続けた。

ルイス・スアレス、ジョアン・フェリックスを負傷で欠くアトレティコは最後の詰めで精度を欠く時間が続いたが、39分にアンヘル・コレアがまたもゴールを記録する。コケのロングフィードからトリッピアーが右サイドを突破してマルコス・ジョレンテに横パス。ペナルティーエリア内でA・ジョレンテからボールを受けたアルゼンチン人FWは、細かいドリブルから左足を振り抜くと、GKアルバロ・フェルナンデスを破った。

前々節ベティス戦(1-1)で決定機を逸し続けたことに打ちひしがれて、シメオネ監督から強く抱きしめられA・コレア。しかし前節エイバル戦(5-0)で2得点を決め、この試合でも1得点を記録と、不在となった点取り屋の役割を全うしている。

一方のウエスカは、アトレティコにゲームを支配し続けられて満足な攻撃を仕掛けられず。岡崎はプレスに奔走する時間が続き、63分にラファ・ミル、モスケラとともにピッチから下がっている。

アトレティコはリードを1点からなかなか広げられず、サンドロ、フェレイロ、ハビ・ガランをピッチに立たせたウエスカの反撃にも遭いながら焦りを募らせる。シメオネ監督は76分、エクトル・エレーラとの交代でムサ・デンベレを投入。すると80分、ようやく追加点を決めることに成功した。トリッピアーのロングボールからデンベレが右サイドを突破。マイナスのクロスは一度ウエスカDF陣に奪われるも、すぐさまM・ジョレンテが奪い返してペナルティーエリ内に侵入し、その横パスからカラスコがネットを揺らした。

アトレティコは2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、第20〜21節以来となる連勝。前日に勝利したレアル・マドリーとの勝ち点差を3に広げ、今節も首位を維持した。シメオネ監督が「試合から試合へ」を「決勝から決勝へ」と言葉を変え、本当の勝負と睨む残り5節までは、あと1試合まで迫っている。対してウエスカの連勝は2でストップし、勝ち点27で降格圏18位に位置。残留圏17位バジャドリーとの勝ち点差は1となっている。