14日のリーガ・エスパニョーラ2部第20節、レアル・サラゴサは本拠地ラ・ロマレダでのラシン戦に2-0で勝利した。この試合の先制点をアシストしたMF香川真司だが、スペインメディアでもそのプレーが称賛の的となっている。

このラシン戦で、4試合ぶりに先発復帰を果たした香川が魅せた。19分、日本人MFは後方からのロングボールをペナルティーエリア内で巧みにトラップすると、後ろから走り込んできたFWルイス・スアレスにパス。L・スアレスがダイレクトでこのボールを叩き込み、サラゴサは先制に成功した。

香川のトラップは、スペイン国内でも話題に。同国の『アス』電子版は、この得点場面の動画を次のような見出しで紹介している。

「ワールドクラスの選手を連れて来れば、こういったことが起こる。1-0の場面でのカガワのプレーだ」

ただし、香川のこの試合におけるプレーの輝きは断続的であり、その点で各スペインメディアの評価は厳しいものだった。

スペインWEBメディアの『デスマルケ』は10点満点の採点で、香川をチーム3番目タイとなる7点をつけたが、L・スアレスの9点が単独トップで、その次に6選手に8点がつけられるなど、試合を通した評価では下から数えた方が早い。ただし同メディアも寸評で、香川が強烈な印象を与える選手であることを強調している。

「日本人はこの試合のスタメンにおける大きなニュースとなり、特に前半には再び重要な存在となった。スアレスの先制点をアシストしたのが、彼だったのだ。最初の交代選手(67分)にはなったものの、再び素晴らしいディテールを示している」

連勝で勝ち点を35としたサラゴサは、同日にミランデスに敗れたFW岡崎慎司擁するウエスカを抜き去り3位に浮上(岡崎は3試合連続ベンチスタートで後半途中から出場)。一時期は先発落ちも増えていた香川だが、ここから復活を遂げることはできるのだろうか。