インテルのロメル・ルカクとローマのクリス・スモーリングは、イタリア紙の“ブラックフライデー”と題した見出しを非難した。

4日に発行された『コリエレ・デッロ・スポルト』の一面に多くの波紋が広がっている。6日に予定されるインテルとローマの一戦を前に、今夏にともにマンチェスター・ユナイテッドからイタリアに渡ったルカクとスモーリングの写真を使用し、“ブラックフライデー”と題したプレビュー記事を掲載した。

これを受け、現在フットボール界に蔓延る人種差別に相当するものであるとインテル、ローマはソーシャルメディア上で同紙の一面を痛烈に非難。先日のチャンピオンズリーグ(CL)スラヴィア・プラハ戦で相手サポーターからの人種差別被害を訴えたルカクも自身の『Twitter』上で『コリエレ・デッロ・スポルト』へ苦言を呈した。

「2つのクラブの試合に代わって、コリエレ・デッロ・スポルトはこれまでのキャリアの中で目の当たりにしたことがないほど最もばかげたヘッドラインを打ち出した。君たちは後向きな問題に油を注ぎ、サン・シーロで予定される素晴らしい試合に代わって、人種差別問題をネタにした。教育がすべての鍵。コリエレ・デッロ・スポルトの君たちはもっとまともな仕事をすべきだ」

「サポートが強調されたのは、すべてのファンや他のジャーナリストのおかげだ。みんなで明日の試合を楽しみにしよう。フォルツァ・インテル!」

また、スモーリングも同じく『Twitter』で「明日のビッグゲームに向けて集中したかったけど、今朝に起きたことは間違いであり、非常に無神経なことだと認識することが重要だった」と黒人選手とブラックフライデーをかけた新聞の一面を不適切なものと一蹴し、同メディアを非難した。

「このヘッドラインにかかわった編集者たちが責任を取り、文字を通した彼らが持つ力を理解することを願っている。文字のインパクトは本当に大きいものだ。さあ、今からロム(ルカク)との戦いを始めよう。ダイェ・ローマ!」

また、インテルのライバルであるミランもこの一面を非難する声明を発表。さらに、同クラブとローマは2019年の間、『コリエレ・デッロ・スポルト』のトレーニング施設への立ち入りを禁止している。