25日のラ・リーガ第7節、アトレティコ・マドリーは敵地エスタディオ・メンディオロサでのアラベス戦を0-1で落とした。

ミッドウィークに行われた前節ヘタフェ戦では前半に失点し、後半にルイス・スアレスの2ゴールで土壇場の逆転勝利を果たしたアトレティコ。攻撃の機能性は相変わらず乏しかったが、今回のアラベス戦でもそれは変わらなかった。

GKオブラク、DFサビッチ、フェリペ、エルモーソ、MFトリッピアー、マルコス・ジョレンテ、コンドグビア、デ・ポール、カラスコ、FWルイス・スアレス、グリーズマンを先発で起用したアトレティコは、4分という早い時間帯にビハインドを負う。CKからサビッチを出し抜き、フリーとなったラグアルディアにヘディングシュートを決められた。またも1点を追いかける展開を強いられたシメオネ監督のチームは、アラベスの4-4-2に堅守を崩せず苦戦。M・ジョレンテが何度も強引にフィニッシュまで持ち込んだが、1点差のまま前半終了を迎えた。

後半、アトレティコがゴールを決められない状況は変わらず。珍しくハーフタイム、後半開始直後に選手交代に動かなかったシメオネ監督が動き出したのは60分過ぎで、せきを切るようにどんどんと選手を代えていく。まずコンドグビア、トリッピアー、カラスコを下げてアンヘル・コレア、ロディ、クーニャを投入し、エルモーソとの交代でエレーラもピッチに立たせた。

チームの約3分の1を入れかえたアトレティコは69分、A・コレアがペナルティーエリア内右に侵入してシュートを放ったが、これはGKパチェコの好守に阻まれる。シメオネ監督は74分に最後の交代カードを切り、M・ジョレンテを下げてヴルサリコを投入。レアル・マドリー時代にアラベスにレンタル移籍した経験があるM・ジョレンテは、喝采を浴びながら下がっていった。

終盤、意地の猛攻を見せたアトレティコだったが、アラベスの決定機も許して1-1ではなく0-2とされる危機も迎える。結局、今回は逆転どころか同点にも追いつけぬまま、試合終了のホイッスルを迎えることになった。アトレティコは今季初黒星で、公式戦ここ4試合の成績は1勝2分け1敗と不調気味。グリーズマン復帰が決定した頃にはその陣容から“スーぺル・アトレティコ”とも称された同チームだが、来週に行われるチャンピオンズリーグのミラン戦、そしてラ・リーガのバルセロナ戦に向けて暗雲が立ち込めている。一方アラベスは今季初勝利となった。