26日のラ・リーガ第7節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのレバンテ戦に3-0で勝利した。

クーマン監督の首がかかる試合を続けているバルセロナ。とにかく結果が必要なオランダ人指揮官は、GKテア・シュテーゲン、DFミンゲサ、ピケ、エリック・ガルシア、デスト、MFニコラス・ゴンサレス、ブスケッツ、ガビ、FWコウチーニョ、ルーク・デ・ヨング、メンフィスをスタメンとして起用している。

クロス戦術に走ったこと含めて試合内容が劣悪とされてきた最近のバルセロナだったが、今回は開幕節レアル・ソシエダ戦のような良質なパフォーマンスを披露。前節カディス戦で退席処分のクーマン監督に代わりスフリューデル助監督がテクニカルエリアで見守るチームは、前線からの強度あるプレッシングによってレバンテ陣地でボールを奪い、鋭い速攻を仕掛けていった。

先制点を奪ったのは6分のこと。メンフィスがペナルティーエリア内でラドジャに倒されてPKを獲得すると、これをオランダ代表FW自身が決め切った。さらに14分には残りのオランダ人2選手が活躍し、デストのスルーパスからダイアイゴナル・ランでエリア内に入り込んだL・デ・ヨングが追加点を獲得しtた。

後半もバルセロナが主導権を握る状況は変わらず。スフリューデル助監督は59分、コウチーニョとの交代でリキ・プッチを投入。その後はガビ、リキ・プッチのカンテーノ(下部組織出身選手)2人が積極的にゴールを狙ったが、決め切ることができなかった。

そして81分、バルセロナは運命の瞬間を迎えた。そう、メッシがつけていた背番号10を受け継いだカンテラーノ、アンス・ファティ復活の瞬間である。昨年11月に半月板を損傷して、合計4回の手術に立ち向かったA・ファティは、L・デ・ヨングとの交代でピッチに立った。観客から大喝采を浴びせられた新10番は、それに拍手で応じたほか、バルセロナのエンブレムをギュッとつかんでみせた。スフリューデル助監督はまた、ミンゲサをアラウホ、ガビをデミルに代えている。

そして91分、A・ファティが選ばし者としての振る舞いを見せた。復帰後、いきなりのゴールだ。ペナルティーエリア手前でボールを持ったスペイン代表FWは、落ち着き払った動作から右足を一閃。抜群のコースで地を這って進むボールが、そのまま枠内に転がった。A・ファティがとどめを刺し、辛い状況にあったバルセロナは完勝を、まさに完璧な一日を手にしている。

3試合ぶり勝利のバルセロナは、勝ち点を12として6位に浮上した。