現地時間16日、ラ・リーガは第37節が行われ、バルセロナはホームのカンプ・ノウでセルタ・デ・ビーゴと対戦した。

首位アトレティコ・マドリーとの直接対決を引き分け、続く前節のレバンテ戦でも勝ち点1を得るにとどまった3位バルセロナは、勝ち点4差で残り2試合を迎えることとなった。逆転優勝に向けては残り試合全勝はもちろん、アトレティコと2位のレアル・マドリーが揃って勝ち点を落とす必要があるという非常に厳しい条件だが、可能性がある限りは諦めるわけにはいかない。

立ち上がりから圧倒的にボールを保持するバルセロナがセルタゴールへと迫る。9分には、エリア内左でアルバからのパスを受けたメッシのスルーパスにグリーズマンが抜け出す。しかし、角度のない位置からのシュートはGKヴィジャールがコースを消してブロックした。

15分にはブスケツの浮き球パスに抜け出したメッシが胸でコントロールするが大きくなり、飛び出したGKヴィジャールにキャッチされる。続く17分にもペナルティーエリア手前からメッシがミドルシュートを狙うが、枠を捉えることができない。

攻勢を続けるバルセロナは28分、左サイドでボールを回し、ブスケツが右足で直線的なクロスをゴール前に入れる。これに呼応したメッシが頭でゴール左へと流し込み、メッシの今季30ゴール目でバルセロナが先制する。

その後もバルセロナのペースで試合は進み、セルタはシュートチャンスを作れない時間帯が続く。すると迎えた38分、左サイドからの折り返しをペナルティーエリア手前で受けたミナがノンステップで右足を振り抜く。対峙したピケがブラインドになってGKテア・シュテーゲンも反応できないシュートがゴール左へと決まり、守勢の続いていたセルタがこの試合初めてのシュートで同点に追いついた。

終始、自分たちのペースで試合を進めながらも、セルタにとって前半唯一となったシュートで追いつかれたバルセロナは、1-1のまま迎えた後半、ペドリに代えてリキ・プッチを投入。60分には右CKをファーサイドのピケが頭で折り返し、ゴール前のアラウホが頭で押し込むもゴール上へと外れる。

64分、ピケに代えてデストを投入し、3バックから4バックへと移行する。さらに70分にはグリーズマンとデンベレを下げてブレイスウェイトとトリンコンを投入し、勝ち越しゴールを狙いに行く。

依然としてボールを保持するバルセロナだが、なかなかセルタゴール前を崩すことができない。80分にはメッシのラストパスをエリア内左で受けたアルバが左足で狙うも、シュートはゴール右へと大きく外れる。

すると83分、ラングレが完全に遅れたタックルで2枚目のイエローカードを受け退場。勝ち越したいバルセロナだが、10人での戦いを余儀なくされる。

それでも攻めるバルセロナは87分、メッシのパスからエリア内左のアルバがゴール前に折り返すと、ゴール前のブレイスウェイトが合わせる。しかし、この決定機はゴール右へと外れてしまう。

決定機を決めきれなかったバルセロナに対し、セルタは89分、右サイドでボールを受けたソラーリのクロスがGKテア・シュテーゲンの頭上を越えて右のポストを叩く。このこぼれ球をゴール前のミナがボレーで押し込み、数的優位を得ていたセルタが逆転に成功する。

アディショナルタイムは3分取られたが、10人のバルセロナが欲しいのはあと2点。残り僅かな時間でバルセロナがゴールを挙げることは叶わず、セルタがカンプ・ノウで逆転勝ちを収めた。この結果、バルセロナのリーガ優勝の可能性は消滅した。

■試合結果
バルセロナ 1-2 セルタ

■得点者
バルセロナ:メッシ(28分)
セルタ:ミナ(38分、89分)