自由が丘で人気のジェラート屋さん「ジェラテリア・ヴィタリ」。自由通り沿いにあったのにいつの間にやら無くなってしまって・・・。
と思っていた、学園通り沿いに移転していました!
2024年6月15日(土)にグランドオープンしたようです。
自由が丘にある「ジェラテリア・ヴィタリ」はイタリア・フィレツェのチョコレート工房「VITALI(ヴィタリ)」の日本1号店。世界中から選りすぐりのカカオを高配合し、甘さ控えめで作られている「VITALI」のチョコレートを使用しています。
若き職人カップルが手間と情熱を注いで作り出す温かなその味わいを、ジェラートで表現し、「チョコレートをもっと楽しもう」という想いで誕生したのが「ジェラテリア・ヴィタリ」です。
以前のお店のたたずまいも素敵でしたが、移転先のお店はまさにイタリアの街角にあるジェラテリアといった雰囲気ですね。
お店に入って圧倒されるのはチョコレートジェラートの種類。レギュラーメニューだけでも8種類は揃えているとのこと。
カカオを限界まで配合し、生チョコのような濃密さと力強い味わいに仕上げた「カカオ・エクストラ・アマーロ」や、穏やかな苦味とフルーティーな酸味が爽やかに広がる「フォンデンテ・アル・チョコレート」などなど。
どうやって選んだらよいのか迷ってしまいました・・・。
とりあえず、お店の方に質問して、自分好みのチョコレートジェラートを探ります。ジェラートはチョコレート以外に、ミルクジェラートやピスタチオ、ソルベなどもラインナップ。
チョコレートジェラートとの掛け合わせを楽しめるようになっていました。
おじゃました日は夏日でともかく暑かったので、ダブルで注文。ジェラートはチョコレートベースの「フォンデンテ・アル・チョコレート」と、ミルク系ジェラートの「ピスタチオ・シチリア」をお願いしました。
「フォンデンテ・アル・チョコレート」はカカオ69%相当のチョコレートを原料にしたミルクが入っていないタイプ。フルーティな酸味が感じられるしっかり風味です。
ちょっと苦味も感じられて深みのあるおいしさ。
イタリアンジェラートで定番のピスタチオはシチリア産のものだそうで、フランス・ブルゴーニュ地方・ゲラントの塩を効かせた香ばしく濃厚でありつつ、すっきりとした味わいでした。
ピスタチオ・シチリアで使われているミルクは甘み・香り・コクが豊かな奥出雲の低温殺菌「木次パスチャライズ牛乳」をふんだんに使用しているとのこと。
あまりのおいしさにあっという間に完食してしまいました。
「ジェラテリア・ヴィタリ」では季節限定のフレーバーや、日替わりで登場する「本日のジェラート」もあります。砂糖を極力控えてフルーツの自然な甘みや香りを大切にしたソルベ(シャーベット)もいいですね。
なかなかイタリアまでジェラートを食べに行けないので、ぜひ「ジェラテリア・ヴィタリ」で海外旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。