旅人へひとこと

埼玉県所沢市に在るこちらうどん店は、メディア出演多数の人気店!口福だったうどんタイムをご共有します。

埼玉県 所沢市 小手指町 ──

池袋から西武線に乗り込み、約40分ほどかけてやってきたのは小手指駅。今回も「うどん」を食べるためだけにやってきました。

ヤマネコの「サイタマうどん旅」。ぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

埼玉・所沢のご当地グルメ!究極の“ふわもち麺”がたまらない「肉汁うどん」を

https://gohantabi.jp/article/18265

今回の目的地 ── 『うどん家 一(かず)』さんへ!

『うどん家 一』さんは、小手指駅から徒歩で10分少々。暖簾に書かれた「一」の文字が印象的です。なお、2020年には「マツコの知らない世界」にも登場。その他メディアにも取り上げられることが多い人気店です。

店内は、清潔感のある品の良い和食屋さんといった印象。落ち着いた雰囲気の中、真摯にうどんと向き合うことができると言って相違なさそうです。

肉煮干し・ぶっかけ冷

肉汁にうどんを漬けていただくのが、埼玉ご当地グルメ「肉汁うどん」。この「肉煮干し」は、メニュー表に「当店名物『肉汁うどん』に煮干しのうまみをプラス」とありました。

ちなみに、肉汁にうどんを漬けていただくのは、いわゆる「武蔵野うどん」スタイル。一方、見るからにしなやかで艶やかなうどんは「讃岐うどん」。この武蔵野 × 讃岐のコラボレーションが、『うどん家 一』さんの真骨頂!と言えそうです。

うどんは、自家製麺・無添加。

暖簾に書かれた、店名の「一」の文字に倣うかのような盛り付けですね。

素のままいただくと、うどんから感じられる食感、弾力、喉越し ── 実に心地良き!香りも上々。また、端正なアウトラインを楽しんだ先に感じるコシには、力強さと優しさを兼ね備えているような感覚を覚えました。

そして、肉汁。こちらもやはり無添加です。

煮干しの存在感は想像以上!煮干しがグイグイと押し寄せてくるかのようです(一瞬、ラーメンの漬け汁のような錯覚も……)。ただ、煮干し特有のえぐみみたいなものは角がとれ、口当たりは実に良好な印象です。

その肉汁の中には、豚バラ肉に、玉ねぎ。そして、凛々しきネギ。

「普通のネギですよぉ」とお店の方は笑顔でおっしゃっていましたが、このシャキシャキとしたネギのエッジが、旨味の詰まったこの肉汁の中で、心地良きアクセントを演出してくれました。

そして、この肉汁に浸かったうどんは、なんだか少し隙のようなものを見せてくれるような。コシを残しつつ、ほわほわっとした緩みをまとったパフォーマンスには素直に癒しを覚えます。歯をよりやさしく包み込んでくれるような、包容力の増し具合がやみつきになりました。

それにしても、この肉汁がおいしい...!!

水はミネラル豊富な「電解水素水」を使われているのだそう。ほどよい甘味に、豚バラ肉から滲み出たオイル。そして、いりこや醤油などがベースになっていると思うのですが、やさしさの中に旨味がギュ〜〜ゥッと詰まっているかのようです。

この濃ゆい旨味が最後までおいしさを牽引し、同時に、とても飲みやすく。結果的に、キレイに飲み干すことになりました。

ぜひオーダーしていただきたい!揚げたての「かしわサクサク天」

サイドメニューの「かしわサクサク天」も、ぜひおすすめしたい一品です。

オーダー後に揚げていただいたスティック状の鶏もも肉は、まさに看板に偽りなし!衣はサクッサクと軽やかに。且つ、鶏から弾け飛ぶ甘味オイルのダメ押し演出により、思わず口角が上がってしまう展開に......(笑)

そのままいただくも良し、肉汁に漬けていただくも良し、と。

今回も口福なうどんタイムに感謝して

今回の「サイタマうどん旅」も、とても口福な時間となりました。

落ち着いてうどんを啜ることができる居心地良き空間にて、美味なおもてなしをしていただけたことに感謝しかありません。

ごちそうさまでした!

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うどん家 一

〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町1丁目29−3

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*この記事は2023年5月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ