今回ご紹介する、ニッポンごはん旅編集長や公認ライターがオススメする東京都内に構える4軒は、いずれも半世紀以上続く老舗名店です。各お店の名物料理を、ぜひご賞味ください!

▼紹介しているお店▼

1.【人形町駅】小春軒(小春軒特製カツ丼)

2.【浅草駅】ロッジ赤石(ナポリタンスパゲッティ)

3.【宝町駅】レストラン サカキ(ハンバーグデミグラスソース)

4.【渋谷駅】ムルギー(玉子入りムルギー)

1.【人形町駅】小春軒(小春軒特製カツ丼)

西洋御料理『小春軒』の創業は、なんと明治45年!1912年にまで遡ります。

『人形町』という町名が正式に採用される以前から、この地で長らく洋食を提供されてきた、まさに老舗中の老舗!敬意を表さずにはいられません。

「カツ丼」は、こちらの名物料理の1つ。

初代の味を再現したものだそうで、その唯一無二のルックスがまず目をひきます。

丼を彩るのは、ダイスカットのじゃがいもや人参、玉ねぎ。“きっとおいしいだろう茶色”に染まったそれらは、ほどよい輪郭を保ちつつ、口に含めば各々ホクッとした食感を楽しめます。

洋風な装いの中に、やわらかい和の表情が垣間見えるようなパフォーマンスです。

東京・人形町で110余年!老舗洋食店の「カツ丼」は、和洋が絶妙に絡み合う一杯

https://gohantabi.jp/article/18428

西洋御料理 小春軒

〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1丁目7−9 小春軒

2.【浅草駅】ロッジ赤石(ナポリタンスパゲッティ)

つくばエクスプレスの浅草駅から歩いて7分ほどの、都会の喧騒を忘れさせてくれる浅草観音裏にある『ロッジ赤石』。

創業から50年が経とうとしているレトロな雰囲気漂う喫茶店で、長野出身の創業者の実家から見える赤石岳が店名の由来です。

「ナポリタンスパゲッティ」は、ナガノトマトケチャップという長野県の工場で作られるケチャップを使用していることが、味付けのポイント!

フルーティーで強い甘み、ぎゅっと詰まった旨味が特徴です。

昭和48年創業!東京・浅草の令和時代に味わえる喫茶店ナポリタンの最高峰

https://gohantabi.jp/article/17952

ロッジ赤石

〒111-0032 東京都台東区浅草3丁目8−4

3.【宝町駅】レストラン サカキ(ハンバーグデミグラスソース)

都営浅草線の宝町駅から降りてすぐのオフィスビルが立ち並ぶ裏通りににひっそり佇む『レストラン サカキ』。

創業以来一度も場所を変えることなく、親子4代に受け継がれてきた老舗レストランです。

「ハンバーグデミグラスソース 目玉焼き付き」は、美しいビジュアルのまさに王道といったハンバーグ!

注文が入ってから焼き上げられており、牛肉と豚肉が3:1でブレンドされた挽肉を使い、つなぎを最小限に留めることで肉の旨みがしっかりと味わえる逸品!

ナイフを入れても肉汁が溢れることなくしっかりと閉じ込められており、じっくりコトコトと時間をかけて煮込まれた濃厚なデミグラスソースとの相性も抜群です!

行列必至の人気洋食店!東京・京橋の肉の旨みが詰まりに詰まった「ハンバーグ」

https://gohantabi.jp/article/17931

RESTAURANT SAKAKI

〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目12−12 サカキビル 1F

4.【渋谷駅】ムルギー(玉子入りムルギー)

京王井の頭線の渋谷駅西口から歩いて5分ほどの道玄坂・百軒店商店街にある昭和26年創業のカレー屋『ムルギー』。

店名の「ムルギー」はヒンディー語で「鶏肉」という意味だそう。

店の代名詞でもある「ムルギー」は、創業者が異国の地で習い覚えた味を日本人の口に合うようにアレンジし、家族で代々守り続けてきたカレーです!

ルーは13種類のスパイスを調合したものに雛鳥を入れ、1週間かけて煮込んでできあがるシャバシャバ系!

「玉子入りムルギー」には茹で玉子が1個分が入っています。

見た目が真っ黒なルーは、五感を刺激する味わい!

ほのかに甘く、オイリーでスパイシー!微かな酸味に、ピリッと刺激して去ってゆく程よいスパイシーさがカレー全体の旨味を引き立てます。

昭和26年創業!東京・渋谷の三角形に盛り付けられたライスが特徴的な「カレー」

https://gohantabi.jp/article/17957

ムルギー

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目19−2

公認ライターおすすめ!東京都の美味しいごはん旅をご紹介

https://gohantabi.jp/syutoken/tokyo

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ライター:ニッポンごはん旅編集部