旅人へひとこと
東京・祐天寺駅周辺エリアに構える、老舗の町中華で過ごしたランチタイムのひとコマをご共有します!
東京都目黒区中目黒 ──
渋谷から東横線に揺られ、祐天寺駅にて下車しました。駅東口から徒歩10分ほどの所にあるお店が、今回の目的地です。
それが、こちら──
『中華料理 安珍』さんです!
『安珍』さんは、創業40年を超える老舗の中華料理店。ご飯物や麺類、一品料理など、40を超える多様なメニューを楽しめます。なお、お伺いしたランチタイムには、レバニラや回鍋肉などを主役に据えた5種類の定食もラインナップしていました。
ちなみに、各種メディアで取り上げられることも少なくない様子。人気テレビ番組「マツコの知らない世界(2022年)」や「町中華で飲ろうぜ(2021年)」などにも登場しています。
肉炒飯
お目当ての「肉炒飯」は、漬物とスープが付いて税込1,000円也。
やはり人気のメニューでオーダーされる方多し!ただ、「回鍋肉」や「ニラレバ」も負けじと人気なようで、正直オーダーには迷ってしまうところではあります。
まず注目すべきは、頂から流れ落ちる「細切り豚肉の餡掛け」でしょう。
豚肉は、秘伝のタレ・ラーメンスープ・片栗粉などを使いラードで揚げているそうな。豊かな甘味・旨味はもちろんなのですが、口当たりがとても滑らかなのも印象的。ツルンッ、ツルンッと唇や舌を滑るように入ってきます。
そして、ライス。思っていた以上のしっとり系です。ラードによる重厚な旨味コーティングに加え、強めの塩味も相まって、かなりこってり&なんとも雄々しいパフォーマンス!
なお、具材は卵とネギのみ。いとシンプルだからこそ、餡掛けの存在感が際立ってきます。
後半からは全体を“まぜまぜ”していただきました。
予想通りの一体感!ライスと豚肉の心地良き調和は、ラードによるところが大きいですかね。実によく馴染みます。食感にも一層の抑揚が生まれ、まさにあとひく逸品と化します。
あとは本能のままに、食欲のままに、ガツガツッと掻き込めば良し、と!
お供には「餃子」なんていかがでしょう?
“THE バランス食”である「餃子」もレギュラーメニューとしてラインナップしています。
皮の限りなく均一な焼き目が美しい一皿は、その見た目通りの香ばしさ。カリッと。そして、ムチッと。抑揚のあるパフォーマンスが秀逸です。そして、ニラの風味をガツンと効かせたお肉系な餡が印象的でした。
しっとり濃厚な肉炒飯と、ドライな餃子とのコントラストを楽しむのもまた一興です。きっと白メシにも、ビールにも合うかと思われますけれど。
町中華で口福を体感するひととき
ここまで濃ゆめなしっとり系炒飯とのご対面は、実は初めてかもしれません。なんとも個性的なパフォーマンスは終始楽しくありました。
同時に、人気メニューの「回鍋肉」や「ニラレバ」の存在も余計に気になってきます。このエリアに足を運んだ際には、ぜひまたよろしくお願いいたします。
それでは、改めましてごちそうさまでした!
安珍
〒153-0061 東京都目黒区中目黒5丁目24-21
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*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。
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ライター:ヤマネコ