認証不正問題に揺れるダイハツだが、新型ムーヴ、新型タントとフルモデルチェンジの準備は進んでいるようだ。新型担当は不正問題が表面化するまで、新型ムーヴは2023年中にデビューする予定だったが、発売は白紙になってしまった。
ここで新型ムーヴについて解説すると、シリーズ初のスライドドアを採用。コンパクトSUVのダイハツ・ロッキー／トヨタ・ライズに採用されたシリーズハイブリッドの発電用エンジンを660cc化して上位モデルに搭載する。
燃費性能は30km／Lオーバーが目標で、このシステムが今回スクープ情報をお届けする軽ハイトワゴンのタントにも搭載されるのだ。
新型タントは標準仕様とスポーティなカスタム、SUVテイストのファンクロスというラインアップは変わらず。それぞれの個性をさらに明確にし、30km／Lオーバーの軽向けハイブリッドシステムを搭載することで、現時点で軽王者のホンダN-BOXに対向するはずだ。
予想されるデビュー時期は、2025年後半。新型ムーヴのデビュー時期との兼ね合いで、さらにずれ込む可能性もあるが、本格ハイブリッド搭載の軽ハイトワゴンの登場に期待したい。
著者：グーネットマガジン編集部
