愛車が故障したり、交通事故になって動けなくなると、助けにきてくれるのがレッカー車だ。そんなレッカー車の仕組みはどうなっているのだろうか? レッカー車の架装メーカーである横浜のヤマグチレッカーに話を聞いてみた!
●文・写真:鈴木ケンイチ ●写真協力:(株)ヤマグチレッカー
ヤマグチレッカーのいろいろなはたらくくるま 【クラシックなレッカー車】
ヤマグチレッカーが製作する“はたらくくるま”は、超大型だけでなく、中型や小型のレッカー、さらには積載車などにも及ぶ。どんな“はたらくくるま”があるのかを紹介しよう。
1916年誕生!世界初のレッカー車「ホルムス485型」
1976年に最速記録に挑戦!「ホルムス440型」
ヤマグチレッカーのいろいろなはたらくくるま 【積載車と工作車】
レッカー車をサポートする役目も果たすヤマグチレッカーのさまざまな働くクルマたち。積載車と工作車をご紹介!
動かなくなったクルマを運ぶ「積載車」
現場で修理などの作業を実施「工作車」
●今回取材でお世話になったのは……40年の歴史を持つレッカー車の架装メーカー「株式会社ヤマグチレッカー」
横浜市の港湾エリアである金沢区鳥浜町にあるレッカー車の架装メーカーがヤマグチレッカーだ。
1984年に神奈川近県のレッカー・サービス会社として誕生。車両は自社で製作したため、架装メーカーとしても、ここに始まる。
アメリカのレッカー・メーカーであるミラー社と強いコネクションを持ち、年間30台ほどのペースでレッカー車を生産する。
●株式会社ヤマグチレッカー
神奈川県横浜市金沢区鳥浜町2-69
https://yamaguchi-wrecker.co.jp/
著者:内外出版/オートメカニック