一度ハマると抜け出せない、底なし沼のような魅力をもつ街、京都。

京都初心者から何度も京都を訪れているリピーターまで、もっと京都がわかる、もっと京都が好きになる。大人のためのとっておきの隠れ家ホテルをご紹介します。

「京都悠洛(ゆら)ホテル Mギャラリー」は、三条大橋のそばにたたずむシックなプレミアムホテル。2019年4月にオープンした、「Mギャラリー」ブランドの記念すべき日本第1号店です。

「Mギャラリー」は、世界110ヶ国に5000のホテルやリゾートを抱える仏・アコー傘下のプレミアムホテルブランド。“Inspired by her“をキーワードに、女性に喜ばれる上質なホテルづくりを行っています。

今回ご紹介する「京都悠洛ホテル Mギャラリー」は、京都の雅(みやび)とヨーロッパの美意識が融合した、色香に満ちたホテル。

「Mギャラリー」は、その土地に由来する、そこにしかないストーリーを重視するブランドだけに、京都の歴史・文化と「Mギャラリー」との出会いは、唯一無二の「京都体験」をもたらしてくれます。

・唯一無二のロビーデザイン

東海道五十三次の西の終点であり、明治維新の際に、明治天皇の出発の地となった三条大橋 。「京都悠洛ホテル Mギャラリー」は、そんな歴史の目撃者である橋のすぐそばに位置しています。

歴史ある土地にふさわしく、ホテル全体のコンセプトは、「タイムトラベル」。明治時代の「華族の邸宅」をイメージしており、非日常的なゴージャスさを備えながらも、心安らぐプライベート感が魅力です。

京都の街になじむ、シックな黒いエントランスをくぐると、「遊龍の松」をイメージした鉄製の豪華な一本松がお出迎え。シンプルな外観とのコントラストが鮮烈で、一気に「Mギャラリー」の世界観に引き込まれます。

地下1階に植えられた緑鮮やかな竹の木々が1階まで突き抜ける光景は、ホテルの象徴。その横のチェックインスペースは、どこか懐かしいのに新しい、和洋が融合したレトロモダンな空間です。

チェックインスペースは、「大正ロマン時代の華族が最初に客人をお迎えする応接室」がコンセプト。「Mギャラリー」オリジナルのアロマに包まれ、座ったままチェックイン手続きを済ませれば、いっそう優雅な気分に…

「Mギャラリー」のこだわりは、お客様に「本物」を提供すること。「本物こそが心をゆさぶる」と考えているからこそ、吹き抜けを埋める竹も、レセプションエリアを飾る手縫いのペルシャ絨毯や清水焼、信楽焼も、すべてが本物なのです。

「京都でなぜペルシャ絨毯?」と思われるかもしれませんが、それは、祇園祭に登場する山鉾の懸装にペルシャ絨毯が使われているから。

一見するだけではわからなくても、インテリアや調度品にはすべて意味があり、それらすべてが、唯一無二のストーリーを構成しているのです。

・こだわりの詰まったハイセンスな客室

「京都悠洛ホテル Mギャラリー」の客室は、全部で144室。派手さはなくても、見れば、触れば、良いものだとわかる、そんな大人の女性の心に響く空間が待っています。

今回筆者が宿泊したのが、26平米のスーペリアルーム。洋室でありながらも京都らしさや「和」の心地よさを採り入れたエレガントな客室です。

「レトロモダン」を表現するために、クローゼットやベッドサイドテーブルなどの調度品はすべて脚つきというこだわり。

ベッドボードはシルクの西陣織。和洋折衷のデザインがなんともエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

ユニークなのが、窓際に設けられた畳の小上がりスペース。祇園辻利の緑茶やルピシアのハーブティーを飲みながら、旅のプランニングをしたり、読書をしたり…滞在中の楽しみが広がりますね。

さらに特筆すべきが、寝心地最高のベッド!シモンズ製のベッドの上に、厚さ7cmのパッドが敷かれており、「もちふわ」な極上のベッドタイムが待っています。一度体験すれば、誰もが「これ、家にも欲しい」と思うのではないでしょうか。

・女性に嬉しいサービス

客室に準備されているアメニティは、パリの高級スパ「サンクモンド」のもので、自然の原料を使ったナチュラルな香りと使い心地が魅力。日本のホテルで「サンクモンド」をアメニティに採用したのは、この「Mギャラリー」が初めてなのだそう。

レセプションでは、京都産のアロマエッセンシャルオイルである「ミュウセレクション」のアロマオイルも提供しています。「祇園」「嵐山」など、京都の地名がついたオリジナルのアロマオイルから好きなものを選び、ムエットにたらしてお部屋へ…明日行く場所の名前が付いた香りを部屋で楽しむなんて、粋ですよね。

面白いところではヨガマットの貸し出しもあり、畳の小上がりスペースで、ヨガやストレッチを楽しむこともできます。

ここに泊まるだけで美意識がアップしたように感じ、「もっと自分磨きを頑張ろう」と思えるのは、「Mギャラリー」の魔法。

・目と舌がよろこぶレストラン

地下1階にあるのが、グリルレストラン「54TH STATION GRILL」。「54TH(54番目)」の名には、東海道五十三次の続き、「54番目の宿場町」という意味が込められています。

中央の吹き抜け部分には竹のガーデンが配置され、開放的なオープンスペースでは、梅の木をイメージした大胆かつモダンなライトと椋(むく)の一枚板のテーブルが目を引きます。エントランスの松とあわせて、これで松竹梅が揃ったのに気付きましたか?

竹林を眺めながらの爽やかな朝食に始まり、京都ならではの素材を使用したディナーコースまで、五感がよろこぶ時間を過ごせること請け合いです。

・時間の移ろいを感じ、慈しむ

実際に「京都悠洛ホテル Mギャラリー」に泊まってみて感じたのは、「時間の移ろいを感じ、慈しめるホテル」だということ。

天井から自然光を採り入れる構造になっているため、時間帯によってホテル内の景色や雰囲気が変わるのです。

竹林に朝日が降り注ぐ朝は、「さて、今日1日をどう過ごそうか」とワクワクしますし、日が落ちた後は、天井に竹林が影を作り、妖しくしっとりとした雰囲気に。

朝昼晩とその表情を変える空間にいると、自然とかけがえのない時間を慈しむ気持ちが生まれてきます。

夜のムードにどっぷり浸かりたいときは、大政奉還の年号を名に冠したバー「Lounge & Bar 1867」へどうぞ。シックでクラシカルな空間と、和と洋の素材をミックスした斬新なミクソロジーカクテルがあれば、もはや言葉はいりません。

多くを語らずとも、1人でも2人でも、特別な時間を過ごせるはずです。

・いつまでも「記憶」に残るホテル

「京都悠洛ホテル Mギャラリー」滞在中、客室はもちろん、ロビー、レストラン、バー、どこにいても心地よく、朝から晩まで24時間感性が刺激されっぱなしでした。

世界60カ国を訪れ、ドミトリーから5つ星まで、数えきれないほどの宿泊施設に泊まってきた筆者ですが、何年経ってもずっと印象に残っている宿泊施設というのは、ごくわずか。

空間、ホスピタリティ、グルメ、どれをとってもハイレベルな「京都悠洛ホテル Mギャラリー」は、そんな「記憶に残る」ホテルのひとつになることを確信しました。

滞在を終えてホテルを後にしたときの寂しさといったら…

まさに、歴史と文化が息づく京都×「ストーリー」を追求する「Mギャラリー」だからこそ実現できた珠玉の隠れ家。あなたも、京都と「Mギャラリー」の至高のマリアージュを体験してみませんか。

ただし、ここに泊まったら京都の底なしの魅力にハマってしまうことを覚悟して。

【ホテル情報】
「京都悠洛ホテル Mギャラリー」
所在地:京都府京都市東山区大橋町84
電話:075-366-5800
https://kyotoyurahotel-mgallery.com/ja/

・11月28日、二条城に「別邸」オープン

今回ご紹介した「京都悠洛ホテル Mギャラリー」は「Mギャラリー」の日本第1号店ですが、2020年11月28日、新たに「京都悠洛(ゆら)ホテル二条城別邸 Mギャラリー」がオープンします。

その名の通り、二条城に寄り添う場所にたたずむ全25室のスモールラグジュアリーホテル。世界的な空間デザイナー・橋本夕紀夫氏がデザインを手がけ、ロビーと全客室が日本庭園に面した贅沢な造りになっています。

全25室の客室は、「別邸」の名にふさわしく、全室が40平米以上。「上質な非日常」をコンセプトに、四季を間近に感じながら、ゆっくりとホテルライフを満喫できます。

三条でその実力を発揮してくれた「Mギャラリー」の真骨頂。今から11月が楽しみでなりません。

【ホテル情報】
京都悠洛(ゆら)ホテル二条城別邸 Mギャラリー(開業日:2020 年11月28日)
所在地:京都府京都市中京区市之町180-1