多くの農家が頭を悩ませている『食害』。

野生鳥獣に野菜や果物などを食べられないように、農家はさまざまな対策をしています。

たびたび被害がニュースに取り上げられることもあり、「野生動物に食べられることは農家の損失」と私たちは思いがち。

ですが、中には野生動物に食べてもらえてありがたい場合もあるようです。

おかげさまで、ブルーベリーがきれいさっぱり!

Twitterで話題となっている動画を紹介します。

撮影されたのは、ブルーベリー畑の一角。

ブルーベリーの木の下に、何かが潜んでモゴモゴしています!

木の下にいたのは、北海道に生息する野生のエゾユキウサギ

ブルーベリーをおいしそうに食べていますね!

動画を投稿したのは、北海道上川郡美瑛町にある農園『びえいハスカップファーム』が運営しているTwitterアカウント(@haskapfarm)。

こちらの農園は、高齢の母親と、40代の投稿者さんの2人で経営しています。

投稿者さんによると、ウサギが食べているブルーベリーは、木の下のほうにある、雨などの跳ね返りで汚れた、収穫しないもの。

放置すると、腐って病害虫の悪影響が出たり、スズメバチが寄ってきたりしてしまうため、本来ならすべて回収して処分したいところですが、人手がなくてままならないそうです。

そんな厄介なブルーベリーを、エゾユキウサギは勝手に食べてくれるため、投稿者さん一家は大助かり!

『びえいハスカップファーム』にとって、大切な従業員といっても過言ではありません。

エゾユキウサギと良好な関係を築いている様子は人々の心に刺さり、動画には3万件以上の『いいね』が寄せられています。

・かわいい従業員。

・一生懸命に食べている姿、本当に癒される。

・絵本の世界みたい!ピーターラビットが思い浮かびます!

・農園の果物を勝手に食べる動物は、みんな害獣だと思っていました。利害の一致、すばらしい!

なお、エゾユキウサギは複数いるとのこと。

春には、タンポポなど雑草を食べる姿も見られました。

和やかに感じられる光景。

こんな形の共生も、いいものですね!


[文・構成/grape編集部]


出典
@haskapfarm