慎ましい言動が美徳とされやすい、日本の文化。

使い方が適していれば、周囲から好感が得られる振舞い方の1つといえるでしょう。

ですが、人によっては間違った謙遜をして、周囲をヒヤヒヤさせているかもしれません。

『アパレル店員のウラ事情』

アパレル業界で働く、渡とら(torawatari)さんは、以前来店した親子のエピソードについて、Instagramで紹介しています。

その日、女の子が花柄の服を欲しそうにしていることに気付いた、渡さん。

声をかけに行ったのですが…。

「娘にかわいいものなんて無理」という母親は、花のデザインの小物を隠すように持っていました。

それを踏まえ、母親自身がかわいいものを我慢していると、渡さんは予測。

もしかしたら、かわいいものを身につけた際に傷付くようなことを誰かにいわれるなど、我慢する原因となる出来事があったのかもしれません。

母親のこじれた感情が、娘である女の子に向いているのだとしたら、不幸なことです。

そこで、渡さんはあえて、女の子ではなく母親のほうに、花柄の服をおすすめしました!

「かわいいものを身に着けてはいけない」という呪縛から解かれ、『好きなデザインを身に着ける自由』を母親が取り戻せたら、いずれ女の子も笑顔でファッションが楽しめるようになるはず。

長い道のりの第一歩かもしれませんが、渡さんは改善へのひと押しをしたかったのです。

こんなひと押しが、今日もどこかのアパレルショップで行われている…かもしれません。


[文・構成/grape編集部]


出典
torawatari