２０２１年９月に現役引退した、元横綱白鵬の宮城野親方。

新型コロナウイルス感染症のまん延で、開催が先延ばしとなっていた『⽩鵬引退宮城野襲名披露⼤相撲（⽩鵬断髪式）』が、２０２３年１月２８日に東京都にある両国国技館にて執り行われました。

２０年以上ともにあった、力士の象徴である髷（まげ）に別れを告げる断髪式には、各界の著名人約２８０名が参加しています。

歌手のGACKTさんやデーモン閣下さん、ミュージシャンのYOSHIKIさん、海外俳優のスティーブン・セガールさんもハサミを入れており、話題となりました。

また、三女の眞結羽さんが、父親である宮城野親方に向けて手紙を読み上げるシーンも。

「誰よりもかっこよくて、誰よりも輝いていました」とコメントし、宮城野親方を笑顔にしています。

また、前は髷があって頭を触れなかったとして、「もう髷がないから、お父様が頭をなでなでしてくれたぶん、私がお父様の頭をいっぱいなでなでしてあげます」とも宣言し、会場は拍手に包まれました。

SNS上には、断髪式の様子に心打たれた人たちからのメッセージが相次いでいます。

・断髪式の最中、宮城野親方の目から涙がこぼれ落ちるのを見て、胸に来ました。

・最後の⼟俵⼊りも感慨深かったです！

・取り組みにいつも元気をもらっていました。親方、改めてお疲れさまでした！

断髪式の後、髪を整えた宮城野親方。

これからは親方として、今まで以上に力士の育成に力を注いでいくことでしょう。

[文・構成／grape編集部]

出典
@sumokyokai