そのまま食べるのはもちろん、料理やお菓子作りでも活躍するリンゴ。
リンゴの皮には豊富な栄養素が含まれるといわれていますが、口当たりなどを気にして皮をむいて食べることも多いですよね。
ですが、むいた後の皮をそのまま捨ててしまうのは、もったいないと感じる人もいるでしょう。
「リンゴの皮だけを使って『リンゴジャム』が作れるってご存知ですか?」
ある日、X(Twitter)でこう呼び掛けたのは、料理研究家のぼく(@boku_5656)さん。
リンゴの果肉ではなく、皮だけを使ったおいしいジャムの作り方を紹介しました!
『皮だけで作れる!?リンゴのジャム』
ぼくさんによると、リンゴの皮と砂糖を煮詰めると、果肉のない透明なジャムになるのだとか。
果肉がないためとてもなめらかで、しっかりとリンゴの風味がするそうですよ。
![リンゴの皮ジャムの画像](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/02/99325_02.jpg)
材料は以下の通りです。
【材料(約200gぶん)】
・リンゴの皮 4個ぶん(200g)
・水 500㎖
・砂糖 200g
・レモン汁 大さじ1〜2杯
まず、リンゴの皮と水を小鍋に入れて火にかけ、沸騰したら30分弱火で煮ます。
![リンゴの皮を煮る画像](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/02/99325_01.jpg)
煮汁を濾して小鍋に戻し、砂糖とレモン汁を加えたらさらに、30分ほど弱火で煮詰めましょう。
水分が半分以下になったら完成です!
保存性を高めるために糖度50%以上を目指し、煮沸消毒した清潔な瓶で冷蔵保存してください。
![ぼく(@boku_5656)さんのイラストレシピ](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/02/99325_03.jpg)
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ぼくさんいわく、冷蔵庫で冷やすとトロリとしたジェリー状に固まるのだとか。また、皮はちょっぴり厚めにむいたほうが風味がよくなるといいます。
リンゴの皮は2週間程度であれば冷凍保存できるため、「一度にたくさんのリンゴを消費できない」という人でも、都度保存しておけば作れそうですね!
ぼくさんのレシピには、今までリンゴの皮を捨ててしまっていた人などから「目からウロコです」「知らなかった」といった驚きの声が、続々と寄せられました。
・今まで容赦なく捨ててしまっていましたが、これは作ってみたいです!
・アップルパイを作った時に、「皮がもったいない〜」って思っていたので、すごくいいアイディアで、試してみようと思いました!
・なんと、皮だけで!?ゴミも減るしめちゃくちゃいいなあ。試したい。
・これは作らざるを得ない。
完成したジャムは、ヨーグルトにかけたり紅茶に入れたりしてもおいしく楽しめそうですね。
気になった人はぜひ作ってみてください!
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @boku_5656