毎日の食卓に欠かせない、さまざまな野菜。スーパーで購入した野菜は一見きれいですが、調理する前には洗う必要があります。

しかし、洗い方が間違っていると汚れを十分に落とすことができません。正しい洗い方を確認しましょう。

野菜の正しい洗い方

野菜は土や汚れ、小さな虫が付いていることがあるので、調理する前にきれいに洗うことが大切です。

野菜の正しい洗い方を紹介しているのは、家事をラクで楽しくする情報を発信している『くらしのマーケット』のInstagram公式アカウント(curama.jp)です。

野菜の種類別に洗い方を紹介しているので、1つずつ見ていきましょう。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

ブロッコリー

ブロッコリーを水で流して洗うだけでは、房の中の汚れをきれいに落とすことができません。次の方法で洗いましょう。

1.ボウルに水を張ります。

2.ブロッコリーを逆さにして、つぼみの部分を10分程度浸けます。

3.取り出す前に茎を軽く揺らしてゆすぎます。

このように、ブロッコリーを水に浸けることで水が小房の中まで行き渡り、揺らして洗うことによって汚れが落ちやすくなります。

ゴボウ

表面に土が付いたままのゴボウは、しっかり洗おうとゴシゴシこすると、皮まですべてなくなってしまいます。

しかし、ゴボウの皮にはポリフェノールが豊富に含まれているため、皮を剥きすぎると大切な栄養素まで取りこぼしてしまうことに。

栄養素を残すためには、アルミホイルを丸めたもので表面を軽くこするようにすると、汚れを落としつつ適度に皮を剥くことができます。

タマネギ

タマネギは状態によって洗う場合と洗わなくてもいい場合があります。

皮を剥いた後に土が付いている場合は洗いましょう。また、皮が乾燥していて剥きにくい時は、水で洗うと剥きやすくなります。

キノコ

原木で栽培されているキノコは土や泥が付着することがないため、基本的には洗う必要はありません。汚れが気になる場合は、布巾で軽くこするとよいです。

サラダで生のキノコを使う場合や、汚れを落としにくいナメコ、おがくずが付いていることのある生キクラゲ、山で採ってきた天然キノコを使う場合は洗ってから使いましょう。

野菜の洗い方を種類別に紹介しました。正しく洗えていないと、汚れが残っていたり栄養素が流れてしまったりします。それぞれの洗い方を学び安全においしく野菜を食べましょう。


[文・構成/grape編集部]


出典
curama.jp