「戸愚呂(猫)」

そんなコメントをXに投稿をしたのは、京都府京都市にある、妙心寺壽聖院の住職である、西田英哲(@jusyoin)さん。

戸愚呂といえば、漫画『幽☆遊☆白書』に登場し、主人公と激闘を繰り広げた2人組の妖怪『戸愚呂兄弟』が思い浮かぶでしょう。小柄な兄が弟の肩に乗っているのが特徴です。

そんなキャラクターたちを、猫がどのように再現しているのでしょうか。

実際の光景が、こちらです!

戸愚呂弟のような猫の写真

高い場所が大好きな猫が、飼い主の背中や肩に登るのは珍しくありません。

しかし、肩に腰をかけたような姿はレア。西田さんの頭に手を置いて、余裕の雰囲気を醸し出している様子は『戸愚呂(兄)』が重なって見えますね!

写真は人々のツボにはまり、好評を得ています。

・俺には分かる。住職より強い。

・かわいすぎるよ、兄さん…最高か…。

・背中のもちもち加減が好き。

・不覚にも声を出して笑ってしまった。いい方向の実写化だ。

・頭に片脚を置かれているのが、実にいい。こういう投稿しか見たくない。

西田さんによると、こちらは看板猫の彼岸ちゃん。

7年前、秋のお彼岸の中日に、大分県にある修行道場の食事場に現れたそうです。

親猫とはぐれて痩せ細り、ケガした脚を引き摺りながら迷い込んだ彼岸ちゃんは、西田さんが帰京する際、一緒に壽聖院へ。

その後、脚の手術は成功して、今では天気のよい日にリードを付けて、散歩をしているといいます。

完全に心を許した様子からは、幸せな毎日を送っていることが伝わってきますね。

これからも看板猫として楽しい日々を送ってね、彼岸ちゃん!


[文・構成/grape編集部]


出典
@jusyoin