『BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND』東京・後楽園ホール(2021年6月20日)
「KING OF DDT 2021」トーナメント2回戦 ○佐々木大輔vs秋山準×

 KO-D無差別級王者の秋山が金的攻撃から丸め込まれてまさかの2回戦敗退。勝利した佐々木に対し、「優勝してもう一度俺の前に立て」とメッセージを送った。

 “アイコン"男色ディーノ、“強さの象徴"HARASHIMAを連破し、KO-D無差別級王者として盤石の地位を築きつつある秋山は、初出場となる「KING OF DDT」に向けて、「初優勝を果たして、次期挑戦者に高木三四郎を指名する」という青写真を描いていた。

 そんな王者に2回戦で牙をむいたのが佐々木。1回戦でユニバーサル王者・上野勇希を111秒殺で下すと、秋山戦に向けて、メキシコ遠征時代に元全日本プロレスの奥村茂雄から王道を学んだとアピールし、「見せてやるんだ、俺たちの王道を」と宣言。秋山は“真・王道vs偽・王道"と定義して試合に臨んだが、佐々木は王道スタイルを微塵も見せずに翻ろうしてみせた。

 シングル初対決は場外戦で佐々木が先制。鉄柵や鉄柱に叩きつけると、リングに戻った直後にクロスフェイス捕獲する。しかし、逃れた秋山は雪崩式ブレーンバスター、ランニングニー、エクスプロイダーとアクセル全開で猛攻。短期決戦を狙って勝機を掴んだ。

 ここで、レフェリーのカウントをセコンドのマッド・ポーリーが妨害して乱入するも、冷静な秋山はバックドロップで返り討ちに。佐々木が急所蹴りから佐々木式ウラカンラナを狙ってもパワーボムでキッチリと切り返した。

 しかし、その直後に暗転。ランニングニー狙いを避けられると、松井レフェリーに衝突しそうになり、慌ててストップするが、そこで背後から佐々木が金的攻撃。すぐさま丸め込まれて、まんまと3カウントを強奪された。

 まさかの2回戦敗退となった秋山。乱入や金的など佐々木の反則攻撃が目立ったが、「俺はそれをわかってたけど、わかってて負けたんなら、あいつのほうが一枚上ってこと」と敗北を受け止めた。だが、怒りは抑えきれず、「佐々木、お前、優勝しろ。優勝して、もう1回俺の前に立て」と厳命。ベルトを懸けての再戦を視野に入れた。

 一方、ユニバーサル王者に続き、KO-D王者まで下した佐々木は「完敗だ。俺の王道は秋山準に敵わなかった。でもな、おい。試合に勝ったのは俺だ。王道じゃねぇ。佐々木大輔、DAMNATIONのプロレスだ! 見たか、オイ!」としてやったり。7・4後楽園大会で行われる準決勝の相手は竹下幸之介に決まったが、「おい、竹下。俺の王道プロレスでテメェを叩き潰してやる、コノヤロー。ちょっくら優勝してきます」と不敵に優勝宣言をぶち上げていた。

【試合後の佐々木】
▼佐々木「完敗だ。俺の王道は秋山準に敵わなかった。でもな、おい。試合に勝ったのは俺だ。王道じゃねぇ。佐々木大輔、DAMNATIONのプロレスだ! 見たか、オイ! ハハハ! 王道はまったく通用しなかったけどな。3つ入れば勝ちだから。わかったか!?」

――王道は通用しなかった?

▼佐々木「俺の王道は通用しなかった」

――それは戦ってみてわかった?

▼佐々木「戦ってみればわかる。戦った者同士しかわからない」

――その部分で負けたと?

▼佐々木「負けたな。完敗だ。奥村先生に謝らないと」

――それでも勝ったが?

▼佐々木「わかっただろ。もう何でもいいよ。最高の気分だ。ユニバーサル王者に勝って、KO-D無差別級チャンピオンに勝って。大丈夫か、こんなんで? 俺みたいなヤツが勝っちゃって。大丈夫じゃなさそうだな」

――準決勝は竹下選手が相手になるが?

▼佐々木「おい、竹下。俺の王道プロレスでテメェを叩き潰してやる、コノヤロー。ちょっくら優勝してきます」

【試合後の秋山】
▼秋山「まあ、3つレフェリーが取ったって言うなら、取られたんだろう」

――相手はポーリー選手を乱入させるなどしてきたが?

▼秋山「いや、俺はそれをわかってたけど、わかってて負けたんなら、あいつのほうが一枚上ってこと」

――チャンピオンとして敗れてしまったが?

▼秋山「佐々木、お前、優勝しろ。優勝して、もう1回俺の前に立て。DAMNATIONもしばいてやるけどな」