『SPEED STAR FINAL』が1日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われ、Kagetoraが3年8ヵ月ぶりにブレイブゲート王座戴冠。堀口元気はわずか1日でタイトル陥落となった。また、MASQUERADEのジェイソン・リー&ドラゴン・ダイヤ&ラ・エストレージャ組は悪冠一色を撃破し、2日連続でトライアングルゲート王座を防衛した。

 史上初の2日連続開催となった恒例の神戸ワールド記念ホール大会。初日に奥田啓介を下し、7年ぶりにブレイブゲート王者となった堀口が、第4試合でHIGH-ENDに所属したばかりのKagetora相手にV1戦に臨んだ。Kagetoraは初日に引退間近の吉野正人を下して勢いづいており、同門・奥田の仇討ちを狙っていた。

 序盤からKagetoraが試合を掌握。左腕に集中攻撃を浴びせると、堀口の得意技をことごとく防いでいく。堀口はなんとかスイング式DDTを繰り出したものの、Kagetoraの勢いは止まらない。

 それでも勝負を捨てない堀口は前日にベルト奪取を果たしたバックスライド・フロム・ヘブンで3カウントを迫る。車懸を食らっても沈まず、再度バックスライドで勝利を目指すが、しのいだKagetoraは一騎当千で真っ逆さま。最後は新兵器の毘天八艘(スカイツイスタープレス)で堀口を仕留めた。

 盟友の仇討ちを果たしたKagetoraが3年8ヵ月ぶりにブレイブ王座返り咲き。神戸ワールド2連戦で大きな勢いを掴んだ。

 第5試合では、初日にR・E・D軍を返り討ちにしてトライアングル王座初防衛に成功したMASQUERADEのジェイソン&ダイヤ&エストレージャ組が、ビッグマッチで復活した悪冠一色の近藤修司&大鷲透&“brother"YASSHIを迎撃した。

 百戦錬磨の悪冠一色は序盤戦から圧倒。近藤&大鷲とのパワーの差はいかんともしがたく、MASQUERADEはペースを奪えない。しかし、決死の3人同時トペコンヒーロで活路。スピードとチームワークで必死に抵抗した。

 ダイヤが近藤のランサルセを食らうと急ブレーキ。近藤&大鷲のサンドイッチラリアット、サンドイッチ延髄斬り、大鷲のチョークスラム、近藤&YASSHIのパワーボム&前転ネックブリーカー…と凄まじい猛攻を受けたダイヤは敗退寸前に。さらに、近藤のキングコングラリアットにも被弾してしまったが、連発はギリギリで阻止すると、起死回生のレプテリアン(飛びつき式前方回転エビ固め)で大逆転。近藤から殊勲の勝利を挙げた。

 神戸ワールド2連戦では4大タイトル戦が2日連続で行われたが、トライアングル王座だけが2日連続防衛に成功。連日ピンフォール勝ちを挙げたダイヤがビッグマッチで成長を見せつける形となった。