『SPEED STAR FINAL』が1日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われ、YAMATOがシュン・スカイウォーカーを熱戦の末に撃破し、約4年ぶりにドリームゲート王座に返り咲いた。これで通算5度目の戴冠となり、同王座の最多戴冠記録を樹立した。

 今年は2日連続で開催された恒例の神戸ワールド記念ホール大会。初日、ドリームゲート王者のシュンは実に6度目の同王座挑戦となったKzyを返り討ちにしてタイトルを死守。5度目の防衛を果たし、YAMATOとの一戦に駒を進めてきた。対するYAMATOは必勝を誓い、「俺が全てをリセットする。グレートリセットだ」と予告。YAMATOはその言葉を現実のものにした。

 花道でシュンがブレーンバスターを決めれば、YAMATOもエクスプロイダーで応戦し、試合は消耗戦に。シュンはエプロンでのブラスターで大ダメージを与える。リングアウト寸前まで追い込まれたYAMATOはドラゴンスクリューで左ヒザを狙って反攻。前後から串刺しドロップキックをぶち込むと、珍しいミサイルキックを発射した。シュンの反撃をものともせずに、スリーパーに固める。

 シュンはYAMATOを抱えたままコーナーに上がると、マットに押し潰して脱出。その場飛びダブルニードロップ連発からスカイウォーカームーンサルトを投下した。YAMATOも抵抗を見せ、フロントハイキックの打ち合いに持ち込むと、カウンター式でギャラリアを決めたものの、連発を阻止して体勢を入れ換えたシュンはお株を奪うギャラリアで突き刺した。

 全知全能のフランケンシュタイナーもシットダウン式パワーボムで切り返され、あとがないYAMATOだったが、スリーパーに捕らえると、そこからスリーパースープレックスでぶん投げる。何度投げられても即座に立ち上がって意地を見せたシュンは旋回式の裏落としで譲らず。スリーパーやギャラリア狙いを切り抜け、SSWがさく裂した。

 2人は死力を振り絞り、四つん這いで頭突きを打ち合うと、激しいエルボー合戦で火花。ラリアットも相打ちが続く。しかし、YAMATOはこん身のラリアットで競り勝つと、ギャラリアをズバリ。それでもシュンが沈まないとみるや、最後はラグナログで熱戦を制した。

 YAMATOが約4年ぶりにドリームゲート王座を戴冠。最多戴冠記録も樹立した。マイクを持ったYAMATOは「この俺に返ってきた。これがグレートリセットだ。神戸ワールド、今日の俺も最高にカッコよかっただろ?」とニヤリ。「このあとはスピードスターの最後の勇姿、しっかり見届けてくれ」と締めくくり、メインで引退する吉野にバトンをつないだ。

 吉野の引退後は、今まで以上にドリームゲート王者が担うべき責任は重くなる。それでもYAMATOはリングの中心に立ち、DRAGONGATEをけん引していくのみだ。