『2021 SUPER DELUXE SERIES』神奈川・保土ヶ谷公会堂(2021年9月16日)
○宮原健斗&青柳優馬vs岩本煌史&本田竜輝×

 宮原が三冠王座返り咲きを宣言し、同じく挑戦を表明しているゼウスとの挑戦者決定戦が浮上した。

 現在無冠の宮原は9・12博多大会で2年ぶりの地元凱旋を果たし、「リスタート」を宣言。すでに「次のプランがある」とも話していたが、この日、頂点返り咲きへ向けて動いた。

 青柳と組んで復帰戦となった岩本&本田と対戦した宮原は試合権利に関係なく突っかかってくる本田をヘッドバットで返り討ち。終盤には岩本の援護射撃を受けた本田にスピアーやジャーマンで攻め込まれたものの、スタンドブラックアウトを連射して鎮圧するとシャットダウン・スープレックス・ホールドで料理した。

 快勝した宮原は試合後、9・21後楽園大会のカード変更を要求したうえで、「9月21日、何らかの形でいい。メインイベントの勝者に俺に挑戦させろ」とアピール。同大会での三冠戦「ジェイクvs諏訪魔」の勝者に挑む意向を示し、「全日本プロレス。実績はあるぞ。俺は宮原健斗だからな。文句あるヤツいるか!?」と吠えた。

 そして宮原が呼び込んだのがゼウス。この日の試合後、三冠挑戦を意思表示していたが、「三冠ベルト、今俺が一番ほしいものや。どうや? 9月21日、俺と健斗、勝った方が三冠ベルトに挑戦する。受けてくれるか?」と挑戦者決定戦を提案した。宮原も当然、拒む理由はなく「ゼウス、お前となら熱い戦いができそうだな」と呼応し、両者の対決が決定的となった。

 現時点で三冠挑戦に足る実績はないが、元王者対決で挑戦権を争い勝利すれば申し分ない。「もう宮原健斗の出番だ。順番待ち、それはプロレス界の常識だ。このスーパースターの常識には通用しない」と言い切った宮原は「9月21日、カードを組んでくれ! ゼウス! サシで勝負や」と正式決定を求め、ゼウスに宣戦布告していた。

【宮原の話】「おい! 誰が予想した? もう宮原健斗の出番だ。順番待ち、それはプロレス界の常識だ。このスーパースターの常識には通用しない。誰かの次を待つ? おい! 俺の実績は宮原健斗だ。リング上でも言った通りだ。実績は今、何もないかもしれない。ただ一つあるとしたら、俺が宮原健斗ということだ。9月21日、カードを組んでくれ! ゼウス! サシで勝負や」

【試合後の岩本&本田】
▼岩本「ホント、皆さん、ご迷惑ご心配をおかけして、どうもすみませんでした。今日やっと全日本プロレスのリングに帰ってくることができました。ありがとうございます。それでね、本田とか他の選手とか、いろんな人に迷惑かけてしまいましたけど、これからリスタートって形でやっていきたいし、せっかく始まった本田とのタッグもこういう形で止めてしまったので、その迷惑を挽回するべく俺は頑張っていきたいし、本田と一緒に上に登っていきたいと思います」

▼本田「今日、復帰一発目で前世界タッグチャンピオンチームとの試合だったのに、せっかく岩本さんと組んで、こんなチャンスをもらえたのに何も結果を残せなかった自分が本当に悔しいです。この負けを絶対に無駄にはしないで、絶対次に活かして、もっと上の人たちから勝っていきたいと思います」

▼岩本「ここからやっていこう。頑張っていこうぜ」