8・20大田区大会へ向けた会見が16日、東京・渋谷区のライブハウスduo MUSIC EXCHANGEで行われ、DDT UNIVERSAL王者・高梨将弘が挑戦者・上野勇希にタイ遠征帯同を厳命した。

 高梨が7・24後楽園大会で岡田佑介を破ってUNIVERSAL王座初防衛に成功。自ら希望していた上野とのタイトルマッチが大田区大会で実現することになった。

 1年ぶりのベルト奪還を目指す上野は「DDTを背負ってということとしっかり向き合って。高梨さんに勝ってUNIVERSALのベルトを獲れば、僕が理想とするDDTに近づくと思う」と確信。「高梨さんを超えてチャンピオンになりたいと思います。その先に高梨さんが盛り上げようとしているタイも目指しています。そのためにもUNIVERSALのチャンピオンになりたい」と誓ってみせた。

 高梨はこの発言を聞き逃さなかった。「タイでのプロレスに興味がある? 行ってもいいって言ったよな。リップサービスとか俺には通用しないから。言ったことは実行してもらう」と厳命。タイにおけるプロレスのパイオニアでもあるさくらえみ(我闘雲舞)にその場で電話し、上野のタイ遠征へのブッキングを依頼すると、「タイトル戦、勝って俺がチャンピオンとして行くけど、タイに一緒についてきてもらおうと思います」と迫った。

 上野は昨年8・21富士通スタジアム川崎で佐々木大輔に敗れて同王座から陥落。あれから1年が経過し、ベルトへの意識の変化について問われると「大いにあります。前に持っていたときより、D王の準優勝があったり、キャリアを重ねていくなかで、UNVERSALを持ってるからこそ、もっと広いところにDDTを伝えていくのが大事だと思った」と話した。「世界もプロレス界以外もそうだし、伝えていけるのは僕だと思うし、このベルトを持つことで、もっと楽しく伝えていけるんじゃないかと思う」と言い切った上野は、そのためにもUNIVERSAL王座を再び手中にする。