スマックダウンが現地時間17日、フロリダ州ジャクソンビルで行われ、タマ・トンガがLAナイトを破って「キング・オブ・ザ・リング」トーナメント準決勝進出を決めた。

 タマは先週、WWE入り後初のシングルマッチとなった1回戦でアンジェロ・ドーキンスに快勝。この日の2回戦にコマを進めた。相手はナイト。ブラッドラインメンバーのソロ・シコア、トンガ・ロアとともに出陣したタマはナイトに先制を許しながらも執ようなスリーパーで絞め上げ、ラリアットを叩き込んだ。ナイトもラリアットで応戦。串刺しランニングニーで追い討ちをかけた。

 ここでシコアとロアがエプロンに上がると、気を取られたナイトをタマが鉄柱に激突させる。場外に転落したナイトにタマは鉄階段からのダイビングラリアットを発射。スライディングラリアットで追い討ちをかけ、シュプリームフローを放った。

 これを自爆させたナイトがフライングボディアタック、ラリアットで反撃。アバランシュホールドで叩きつけ、BFTの構えに入ったが、ロアがタマを場外に下ろして回避した。ロアにスライディングキックを見舞ったナイトはシコアを挑発してからリングに戻ったものの、タマが狙いすましたフラットライナーを爆発させて3カウントを奪った。

 タマが実力者ナイトを破ってベスト4進出を決めた。5・25サウジアラビア大会『キング&クイーン・オブ・ザ・リング』における準決勝では、この日のメインでカーメロ・ヘイズを破ったランディ・オートンと対決することになった。試合後、オートンの前に現れたタマは「来週のサウジアラビアではてめえのケツに俺の足を突っ込んでやるよ。そのあとはもちろん、この業界一危険な3文字も食らわせてやるぜ。RKO!」と挑発されると、飛びかかろうとしたが、シコアらに止められた。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。